ひだまりスケッチ×SPのあらすじ・作品解説
ひだまりスケッチ×SPは蒼木うめによる日本の4コマ漫画が原作の、アニメ『ひだまりスケッチ』の第3期の後に制作が発表された特別編タイトルである。 1から3期それぞれに存在する特別篇とは異なっており主題歌には新規に書き下ろされた曲がOPとEDにそれぞれ使用されている。 新房昭之監督により2011年10月29日に前編、11月5日に後編と2本放送、その後11月23日に通常版・限定版のDVD・Blu-rayが発売された。 原作は私立やまぶき高校の目の前にあるアパート‘’ひだまり荘‘’に住む少女たちを描いたほのぼの学園コメディとなっており、アニメも基本的には忠実に再現されているが、各話の順番はバラバラで放送された。 ひだまりスケッチ×SPの視点はゆのというキャラクター目線で、前編・後編とも‘’ひだまり荘‘’での休日が描かれており、みんなで洗濯したり一緒に美術館に行ったりと原作通りの日常のほのぼのとした話になっている。
ひだまりスケッチ×SPの評価
ひだまりスケッチ×SPの感想
下級生組が加わったことで起きた変化
乃莉となずな本作は第3期「ひだまりスケッチ×☆☆☆(ほしみっつ)」の特別編のさらに後の特別編という位置づけになっている。そこで、第3期から登場してきた下級生組二人が本シリーズにもたらした変化について考えてみる。まずは下級生組二人を簡単に紹介する。一人目は103号室に住むことになった乃莉。関西出身で、思っていることが口に出てしまうタイプの女の子。それゆえなずなにも傷つける発言をすることもある。が、根は優しく、引っ込み思案ななずなをフォローする場面もある。また、照れ屋で褒められることに弱いという一面を持つ。パソコンを持つ彼女の入居を機にひだまり荘ではインターネット回線が導入されたが、実際にインターネットが使える環境にあるのは乃莉だけである。だから乃莉のシンボルマークがパソコンのマウスになっている。二人目は203号室に住むことになったなずな。おそらくひだまり荘の入居者初の地元民であり、ひだま...この感想を読む