恋するトップレディのあらすじ・作品解説
「恋するトップレディ」は2002年1月から3月までフジテレビ系全国ネットで放送されたテレビドラマで、企画・制作は関西テレビ放送、共同テレビである 。 主人公の織原ちはる(中谷美紀)はバイトをしながらその日暮らしの自由気ままな生活を楽しむ25歳である。特に夢もやりたいこともなく、結婚願望もなくそれでいて焦りもなく、ただただ毎日をブラブラと過ごしている。そんな中実家から父親の急逝の報せが届き、高校卒業以来7年ぶりに実家へと戻る。父親は地元館浜市長を10年にわたって務めてきた実力者で、葬儀には多くの弔問客が訪れていた。父親は2年の任期を残し急死したため、ちはるは「2年間だけ」という約束で市長選に立候補、新市長となるのであった。知識も経験もないまま飛び込んだ新しい環境でちはるは型破りな言動ながらも自分なりに様々な問題に取り組み解決していく。 ちはるが市長として奮闘する姿、そしてそれを取り巻く周囲の人間模様も見どころの作品である。
恋するトップレディの評価
恋するトップレディの感想
This is 丁度いいオトナの恋
庶民目線のトップと言う魅力エリートじゃない人間が登り詰めていく王道なシンデレラストーリーはやっぱり見てて気持ちがいいもの。トップであるからと特別なことを急に言い出したりするわけでもなく、普通に庶民の思いを言っていることが認められていく過程はさも視聴者が自分の思いを認めてもらえたかのように感じるのだからこの手のドラマにはスッキリ感を求めてつい毎週観て中毒になるんである。そう、私のように初めはため口に拒否反応を示していたとしても、である。同姓からもモテた俳優陣の起用と他では見ない演出柳葉敏郎を始め、同姓から好かれるタイプの俳優を起用することもやはり視聴率確保を担ういち要素なのではと思う。ヒロインの友人役、山口紗弥加は「白鳥玲子でございます」などで好演していたため視聴者ウケは悪くなかったと想像できる。メキシコ料理店マスター、松崎しげるのスパイス的な存在感もお気に入りとなるポイントだ。彼の切り...この感想を読む