のだめカンタービレの感想一覧
ドラマ「のだめカンタービレ」についての感想が4件掲載中です。実際にドラマを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
ギャグ要素をよくここまで表現したなと思う
のだめがはまり役!なんといっても、この役に合いすぎていました。このドラマのあと、上野樹里さんを見るとのだめが思い出されてしまって、全然話が入ってこない!という事象が起こったほどでしたね。普段の性格ものだめに近いっていうから余計にそう見えてしまいました。とにかく常軌を逸しているその性格。変態と呼ばれる行動の数々、妄想癖…ドラマでどこまで表現できるのかなと思っていましたが、ぴったりと表現されていました。髪型も表情も、ドンピシャだったと思います。のだめの将来の夢は幼稚園の先生で、常に楽しく弾こうとする。でも努力は苦手、初見も苦手、自由にただ思いのままにアレンジしてピアノを弾く。音楽のとらえ方って千差万別だと思うのですが、やっぱり音を楽しんでいるほうが、聴いているほうも楽しくなりますよね。だからのだめの演奏って千秋を惹きつけたんだと思うのです。千秋はいかに正確に、正しく、歴史に名だたる音楽家た...この感想を読む
原作を大事にしていることがわかるドラマ
キャスティングが完璧すぎる!実写でここまでキャラと役者さんに違和感ない作品は他にないだろうってくらい完璧なキャスティングなのが本当にすごいと感じました。原作の漫画もアニメも好きなのですが、本当に見事でしたね。普通こういう実写化したものってまったくイメージが違ったり変なオリジナルが入ったりして元々のファンからするとがっくりすることが多かったので大変嬉しかったです。とくに上野樹里さん演じるのだめは本当に現実にいたらこんな子なんだろうなってすごく思いました。ピアノの弾くときの癖や変な擬音語やちょっともっさりした髪型など再現度が高い!こういうところがしっかりしているので、すごく真剣に取り組んでいるドラマなんだってことは視聴していてよく伝わってきました。普段ドラマを視聴することは少ないのですが、数少ない私の大好きなドラマに今はなっています。音楽の描写が素晴らしい音大生のお話なのでこのドラマのなか...この感想を読む
素敵な音楽に囲まれた素敵なドラマ
こんなにムズムズしたドラマは久しぶりに見ました。のだめちゃんは千秋先輩に夢中で一生懸命ででも天然でプリごろ太が大好きな不思議なんだけど憎めないキャラでいとしいですね。千秋先輩はクールなのに知らないうちにのだめちゃんにひかれていっている自分と葛藤している玉木宏を見ているとこっちまでむずむずしてしまいます。普通恋愛もののドラマを見るとこんなかっこいい人がいてうらやましいなんて言っていたのに、このドラマでは自然と応援してしまっていました。また、このドラマは何が素晴らしいかって楽曲が素晴らしいですよね。シュトレーゼマンは本当に意味不明でしたが、あれは原作でもあんなキャラなんでしょうか。竹中さんは竹中さんで面白くてよかったのですがあえて外国の方を起用できなかったのかなって思ってしまいますね。ここでいちいち笑ってしまって内容が入ってこない時がありました。まあエロジジイの雰囲気はしっかり出ていたので...この感想を読む
クラッシック曲を上手く使ったドラマ。上野樹里の代表作品。
大人気学園マンガのドラマ化作品。音大が舞台のコメディー。主人公の野田恵(のだめ)役には、上野樹里のふわっとゆるい話し方が存分に生かされています。そしてのだめの憧れの先輩、玉木宏演じる千秋は、ブルジョアでありながら隣人ののだめにペースを乱されていきます。大真面目な顔でくだらないことに振り回される千秋先輩には爆笑させられます。オーケストラ仲間には、水川あさみや瑛太、小出恵介、そしてなんと、今やドラマではお目にかかれないであろう、ダルビッシュ紗栄子も、可愛らしいバス奏者として出演しています。音大の個性的な学生をイメージしたのか、金髪の瑛太など、全体的に今とは想像もつかないキャラクターにビックリさせられます。豪華な出演者の中には、向井理や吉瀬美智子、及川光博、竹中直人なども。振り回されながらもだんだん惹かれて合っていく千秋とのだめの恋の行方にも、ドキドキさせられます。そして、才能のあるのだめと千...この感想を読む