1人で生きて、1人で死んで、1人でなんで満足できるんですか!?バカみたい。宇宙は、1人じゃ広すぎるのに。
田名部愛
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プラネテス-ΠΛΑΝΗΤΕΣは、2003年10月から2004年4月にかけてNHKBS2で放送された、幸村誠原作漫画のアニメ作品である。全26話放送され、NHKBS2での全放送終了後にはNHK教育テレビでも放送された。また2004年2月23日には「プラネテス公式ガイドブック2075年宇宙への挑戦」というガイドブックも発売された。 この作品は、自分の宇宙船を手に入れるために宇宙ステーションでデブリ(宇宙ゴミ)を回収する仕事をしている主人公星野八郎太(通称ハチマキ)が、その仲間のユーリ、フィー、新人のタナベと仕事をしていく中で自分の行き方を決めていく姿や恋愛模様などが描かれた作品である。アニメ版は漫画版とは異なり、新人のタナベが準主役として初めから登場している。この作品は宇宙を舞台としているため、宇宙船や宇宙服などが多く登場しているが、それらは制作当時には当時の宇宙開発事情などを考査して描かれたものである。 アニメ公式サイトの企画としてインターネットラジオも放送された。
中心人物達の職業が宇宙ゴミの掃除屋というところがまず斬新!宇宙ものといえば、宇宙飛行士や戦艦物なのに、これはまさかの宇宙のゴミ掃除!今はまだ宇宙が手の届かない憧れの場所なのに、物語の中では宇宙はちょっとした外出先のよう。スペースシャトル(民間用)のパイロットが花形職業であることもなんだか現代と似たり寄ったり。そんな中、ゴミ掃除って。この物語の宇宙はゴミだらけになっている。宇宙開発ってこんなに宇宙を散らかすんだなって、そんな隠された事実を風刺しているかのよう。人が宇宙を観光するようなそんな中で宇宙ゴミの存在は脅威で、なくてはならない存在になっている。地球のゴミ問題と同じ。SFなんだろうけど、すごく社会問題に突っ込んだ内容になっていると思う。物語はのんびり進んで行くけど、内容はかなりシリアス宇宙に出かけることが当たり前であるこの世界では、デブリ回収はものすごく大事な仕事なのに社会的にはすごく...この感想を読む
アニメが始まった一番最初に映るのが宇宙船。そしてその宇宙船にネジがぶつかるシーン。このプラネテスは人間が宇宙開発を始めてから数十年経った2075年の話。開発が進むにつれて出てくるスペースデブリ。最初に書いたネジ、それもスペースデブリ。このアニメ見て知ったけど、例えば宇宙でいらなくなった衛星とかを爆発させると、勿論ネジや鉄とかの破片が出て、その破片はずっと同じ速度で宇宙を彷徨うらしいんですね。って事は、爆発した瞬間の速度って事になる訳で、という事は数百キロで飛ぶ。その事を踏まえた上で最初に書いたように、宇宙船に例え小さなネジとはいえ数百キロの速度でぶつかったら・・・宇宙について、相当詳しい話が出てきますが、NASAに協力してもらって、宇宙の話をたくさん聞いた上で作られた話らしいんですよね。ということで、相当勉強になりますし、このアニメを見てこれまであまり興味の無かった宇宙について、詳しく...この感想を読む
まず、このアニメを観たのがつい最近という...なんでもっと早くこのアニメの存在を気づいてあげれなかったのか...観た感想はとにかく最高でしたね。作画からしてアニメ自体はそんなに新しくはないんじゃないですかね、この物語は宇宙のゴミ「デブリ」を回収する作業のお話ですね。主人公の星野 八郎太、あだ名はハチマキ。新人デブリ屋の田名部 愛、タナベ。この2人が主な登場人物ですかね。アニメを観ていてタナベの行動力は本当に凄いと思いました。宇宙に放り出されての行動が素晴らしすぎる...自分だったら他人の命より酸素をとっていたかもしれません。いあーまた観たくなってきました。皆さんもぜひ。
よみがな:ほしのはちろうた ニックネーム:ハチマキ 生年月日:2050年10月20日 年齢(作品時):25歳 血液型:B型 国籍:日本 住まい:千葉県 所属:テクノーラ社デブリ課 趣味:バイク 好きな食べ物:トンカツ
よみがな:たなべあい ニックネーム:タナベ 生年月日:不明 性別:女 国籍:日本 住まい:北海道 性格:一本気、天然 ポリシー:愛は世界を救う 特技:誰とでもすぐに打ち解ける 癖:「愛は世界を救う」を実行する
よみがな:フィー・カーマイケル ニックネーム:フィー 生年月日:2039年5月8日 年齢(作品時):35歳 血液型:B型 性別:女 国籍:アメリカ合衆国 所属:テクノーラ社 趣味:スクーバダイビング、タバコ 好きな食べ物:地元のレストラン「マーサ」のカジキマグロのムニエル、母の作ったチェリーパイ
田名部愛
宇宙葬にされた男性の遺体が、天文学的な確率で長年の時間を経て地球圏に戻って来た事をキッカケに、ハチマキと後のタナベとの言い争いになり、タナベの実力行使になった場面で発した言葉です。 後に愛をテーマにする本作品で最初に触れたシーンだと思います。
テマラ・ポワチエ
発展途上国の宇宙服エンジニアが、母国の内戦に巻き込まれ夢半ばで宇宙を猿直前に地球を眺めて発した言葉
星野八郎太
愛に対して否定的だった主人公ハチマキが後輩タナベや様々な出来事を通じて,宇宙と自己との繋がりや,さらには他者との繋がりの大切さに辿り着いた場面でのセリフ。