強さはただ≪勝つ≫ことじゃない…… ……ただ≪抗う≫こと。倒れてなお空を見続けること……それだけが強さの証なんだ。
有田春雪
理解が深まるアニメレビューサイト
アニメレビュー数 2,474件
アクセル・ワールドは、2012年4月から9月の2クールでTBS系列のテレビ局で放送されたアニメーション作品である。アスキーメディアワークス創立20周年記念作品の第1弾としてサンライズが制作をした作品となっている。原作のライトノベルは第15回電撃小説大賞大賞受賞をしている事で高い知名度があり、漫画化等の複数のメディアミックス戦略が行われている。アニメ版では、映像化するあたり原作よりもアバターのデザインに細かい設定が追加されている事やエピソードが時系列に進む事で原作を読んでいない人でも問題なく観る事が出来るといった特徴がある。 主人公ハルユキは、小柄で肥満体型や内向的な性格からイジメの対象となりつまらないと感じる学園生活を送っていた。そんな時に学校のアイドルで副生徒会長を務める上級生の黒雪姫から「もっと先へ加速したくはないか、少年」と謎めいた言葉と共にアプリのブレインバーストをインストールされる。
近未来的でネトゲの中が舞台になっていることもあり、特有の用語が多かったですがすんなり受け入れられたので、よくできた作品だなぁと思います。主人公のハルユキがイケメンじゃないところがいいですね。ぽっちゃり系のいじめられっ子で、アバターも豚のキャラクター…でも見ていると可愛く思えます。美少女がイケメンに惚れても「ですよねー」って感じですが冴えない感じのぽっちゃり少年に夢中だと「よっぽど好きなんだな」って感じがします。中二病臭い設定の数々ですが、取ってつけたような感じもなく、安心して見ていられます。同じ原作者さんの作品である「ソードアート・オンライン」の方が人気がある感じがしますが私は「アクセル・ワールド」の方が好きだなと思います。どっちも好きですが、しいて言えばですが。
このアニメは、電撃文庫の『アクセルワールド』を原作とした作品です。世界観は近未来もので、ニューロリンカーという携帯端末を使い、仮想ネットワークが現代よりも頻繁に用いられる時代。主人公が先輩に「アクセルワールド」というゲームを紹介され、ゲームを介した戦いに身を投じていく、という物語です。主人公がぽっちゃり系でいじめられっ子体質といういわゆるスクールカーストの底辺に居るような少年で、ヒロインが学校のマドンナ。そのほかに登場するキャラは女性の方が多く、男性向けの作品という印象があります。ただ、原作者の別作品『アクセルワールド』のように、ネットをテーマにした不思議な設定というのは現代的だし、結構目新しいので面白いと思います。SNS特有の問題っていうのが若者に共感を得るかも?
このアニメは当時凄く人気を呼んだアニメです。そのDVDの第一巻になるのですが、一番基本的な黒雪姫とハルユキの出会いになります。まさに美女と野獣の出会いで、今の時代では信じられないくらい凸凹カップルです。でも本当のカップルだとも言えます。むしろそのギャップが人気を呼んでいるように思えます。グラフィックですが、とても綺麗です。近未来とは良いにくいですが、いつかはこうなるのではとういう環境の舞台です。加速の話がメインになるのですが、この巻の見所はハルユキのアバターです。何かはこの作品を見て確かめて下さい。きっとびっくりしますよ。そんな加速の世界が今始まります。
よみがな:ありたはるゆき ニックネーム:ハルユキ 生年月日:2033年4月23日生まれ 性別:男性 特徴:ぽっちゃり体系の男子 トラウマ:勉強も駄目で幼馴染のチユリとタクムはゲーム以外の全てで自分より上なため全く自分に自信が持てず、典型的ないじめられっ子で所謂人間不信に陥っていた 一人称:基本的に「僕」だ...
よみがな:まゆずみたくむ ニックネーム:ハルユキからは「タク」チユリからは「タッくん」、黒雪姫からは「タクム君」あるいは「ハカセ」と呼ばれている 生年月日:2033年4月2日生まれ 性別:男性 所属:梅郷中学 特技:剣道 トラウマ:小学校の頃から道場に通っていたが文武両道金持ちのイケメンと言う事も有り嫉妬...
よみがな:くらしまちゆり ニックネーム:幼馴染であるハルユキからは「チユ」タクムからは「チーちゃん」黒雪姫からは当初「倉嶋君」、後に「チユリ君」と呼ばれている 性別:女性 所属:梅郷中学 特徴:左側頭部に大きな猫の顔のヘアピンを付けている 部活:陸上部に所属 声:豊崎愛生 彼氏:タクム デュエルアバタ...
有田春雪
再起不能な程に傷ついた春雪が、黒雪姫の言葉を思い出しもう一度戦う決意をする場面。