塩狩峠のあらすじ/作品解説

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塩狩峠

4.404.40
文章力
4.50
ストーリー
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キャラクター
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設定
4.38
演出
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塩狩峠のあらすじ・作品解説

塩狩峠は三浦綾子の小説で、実際に起きた鉄道事故を元に創作された。物語は主人公の永野信夫の幼少時から描かれ、後にキリスト教信者となった彼が鉄道事故に巻き込まれるまでを描く。 永野信夫は明治10年(1877年)に東京に生まれ、父、祖母に育てられた。祖母からは母は信夫を産んだ直後に死亡したと聞かされて育ったが、祖母の死後、実は母が生きていたこと、そしてなぜ産まれたばかりの自分を置いて家を去ったのかを知る。母はキリスト教を信奉しており、祖母はその信仰を許そうとはしなかったので、信仰を守るために母は家を出て行ったのだった。こうして彼は複雑な思いを抱えながらも少しずつキリスト教に向き合うようになる。 やがて裁判所事務員の仕事に就いた信夫は、今は北海道にいる旧友の誘いもあり、北海道に移住し鉄道会社に就職する。そしてこれまでもあらゆる疑問を聖書にぶつけてきたのだが、ついにキリスト教の信仰を持つ。信仰の力もあってか信夫は多くの人に愛される青年へとなっていくのだが、遭遇した鉄道事故のさなかにある決断を迫られる。

塩狩峠の評価

総合評価
4.404.40
(5件)
文章力
4.504.50
ストーリー
4.504.50
キャラクター
4.504.50
設定
4.384.38
演出
4.504.50

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