アマニタ・パンセリナのあらすじ/作品解説

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アマニタ・パンセリナ

4.174.17
文章力
4.17
ストーリー
4.33
キャラクター
4.17
設定
4.00
演出
4.50
感想数
3
読んだ人
3

アマニタ・パンセリナの評価

総合評価
4.174.17
(3件)
文章力
4.174.17
ストーリー
4.334.33
キャラクター
4.174.17
設定
4.004.00
演出
4.504.50

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アマニタ・パンセリナの感想

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めちゃくちゃなのになぜか愛すべき体験談エッセイ

暗くない、ありとあらゆるドラッグの摂取体験談この本はエッセイの形をとって、中島らも自身が経験したありとあらゆるドラッグの効果や中毒性、その時の様子を書いたものとなっている。中島らもの作品は中学の頃に読んだ「獏の食べのこし」と長編「ガダラの豚」だけど、その時はこれほどの様々なドラッグの中毒の経験者だということは知らなかった(もしかしたら「獏の食べのこし」は今読めばそういったことを感じさせる文章があるのかもしれないが)。らも自身は非合法のドラッグには手を出さないというプライドがある。騙されて覚せい剤を経験したことがあっても、それを愚劣でおぞましいドラッグと切り捨てている。そして彼のドラッグに対する基本姿勢やそれに向かう原動力は、好奇心が主なように感じられる。だからこそ数々のドラッグを扱っているのにもかかわらず、このエッセイにはどこにも暗さを感じない。もちろん中毒になっている時はそのドラッグ...この感想を読む

4.04.0
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