戦闘単位として、どんなに優秀でも 同じ規格品で構成されたシステムは、どこかに致命的な欠陥を持つことになるわ 組織も人間も同じ 特殊化の果てにあるのは、ゆるやかな死・・・・・・ それだけよ
草薙素子
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「GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊2.0-ゴーストインザシェル」は、2008年に劇場公開されたアニメーション映画である。監督は押井守、脚本は伊藤和典。士郎正宗のマンガ「攻殻機動隊」を原作としている。 この作品は、1995年に劇場公開された「GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊」をリニューアルしたもので、新しいシーンや3DCGの追加、一部キャラクターの声優の変更、音響の高音質化などが行われている。全体のストーリー展開はほぼ同じである。 近未来の日本を舞台に、肉体の一部を機械に置き換えた人間やアンドロイドなどが登場し、インターネット環境が進化した世界が描かれている。超法規的に犯罪捜査にあたる「公安9課」を中心にストーリーが描写され、この作品では国際的に活動するハッカー「人形使い」が関わる騒動が展開する。おもな声優は草薙素子役に田中敦子、バトー役に大塚明夫、トグサ役に山寺宏一などである。
見かけと中身が違う世の中の模索品 人相書きは無意味になる。人物の過去の生き様も無意味。拳銃では秒速320m。ライフルなら秒速1010m。ハッキングでこれらを避けることは不可能なのでは?打たれないためには迫りくる弾丸を避ければよいのだが、果たしてどっちに?どのくらい?弾に当たらないためには、発射場所や何で打ったか?とか、弾道、空気抵抗、距離があればコリオリの法則なども考えなくてはならない。あなたなら避けられますか?正宗先生。でも、映像では避けていたし、弾丸を避けられるのであれば、電脳を使う自分の頭もそれなりの対応(反射)速度で思考してると思われる。訓練の成果?だとすれば、どんな訓練を行っているのか、お話の構成の中にもう少しでもそんなバックグラウンドが施されていれば満点でした。まぁ放送の都合上作成の段階で削除されていたのかもしれませんが、ほとんど完璧に近い完成度をもつ作品の⒉突だと思われる。タチコ...この感想を読む
よみがな:くさなぎもとこ
草薙素子
部下であるトグサから組織構成について問われた答えとしての台詞