真実だからこそ深みのあるストーリー
当たり年の当たり映画この辺の年の映画は(この年だけでないけれど)本当に当たりが多い。「マディソン郡の橋」「マスク」「アウトブレイク」、前後したら「フォレスト・ガンプ」に「ギルバートグレイプ」と、枚挙に暇がない。この「アポロ13」ももちろんその当たりの中に入る。そしてただの“すごい映像”だけでないストーリー展開に、今これくらいの映画がなかなかないことが実感できる。キャストも豪華だ。トム・ハンクスはもちろんケビン・ベーコン、ゲイリー・シニーズ、ビル・パクストン、エド・ハリスなど一人で主役級の俳優がどんどん出てくる。こういうのも90年代の映画の醍醐味だったりする。このストーリーは実話を基にしている映画だ。実話を基にしているというとついつい面白そうと感じてしまうけれど(実際面白いのもあるのだけど)実話なだけに展開にさほど動きがなく、ドキュメンタリーの様相を呈しているものも多い。そうなってしまう...この感想を読む
4.04.0
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