村上春樹作品の代表作、とりあえず読んでみていいかも
非常に文学性が高い話だと思いました。それは、良くも悪くもですが。つまり、読む人はそれなりの覚悟をした方がいいということです。エンターテイメント性は低いです。村上春樹作品の代表作です。とりあえずこれを読めば自分に村上春樹が合うのかどうか判断できると思います。内容は、過去に人間関係に失敗した大学生の主人公がなんだかんだで恋愛に落ちうんたらかんたら・・・と続くお話しです。正直目新しさみたいなものはないです。これは、雰囲気とかを楽しむ作品だからです。その点、登場人物の言葉の使い方、比喩の使い方は雰囲気にマッチしています。・・・まぁでもあんな風に話す人はいないと思うんですけどね。自分には少し回りくどすぎるように思えました。 しかしそここそが味であるのですから、それを楽しめる人のみが楽しむものなのでしょう。自分にはあいませんでした。感情移入しようにも「いや、そんなこと自分なら絶対しないよ・・・」となってしまうからです。
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