豪華キャストが送る本格的サスペンス - ケープ・フィアーの感想

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豪華キャストが送る本格的サスペンス

4.54.5
映像
4.5
脚本
4.5
キャスト
5.0
音楽
4.0
演出
4.5

1962年の映画、恐怖岬のリメイクです。 強姦犯として長期間服役していたロバート・デ・ニーロ扮する主人公は、自分が服役したのは弁護士のせいだと逆恨みをして、弁護士の愛人を襲い、弁護士の妻や娘をも狙おうとした。逃げ切れなくなった弁護士一家は、岬の突端にある小屋にこもるが男の攻撃が始まった……。 弁護士役はニック・ノルティ、その妻役はジェシカ・ラング、娘役はジュリエット・ルイス。 もとはデ・ニーロが弁護士役でニック・ノルティが強姦犯役でしたが、キャストを変えたところ大成功しました。デ・ニーロがこんなに悪人を演じるのはかなり珍しく、さすがアカデミー賞俳優は違うなと感心しました。娘役のジュリエット・ルイスが時々大人っぽい表情をしてデ・ニーロを見つめるシーンは、タクシードライバーの劇中でジョディ・フォスターがデ・ニーロにした表情を思わせるシーンがあり、ドキドキしました。 この作品はサスペンスなので、最後は崖っぷちのシーンがあります。 日本の崖っぷちのシーンとはまた違うアグレッシブな結末が待っています。

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