冷戦終了に向けてのメッセージ ハリウッドから愛を込めて さぁ次のターゲットは
1989年のアメリカ映画で監督はジェームズ・キャメロンです。キャメロンさんは、数年前のBPが海底に穴開けてしまって、オイルが止まらない時にもワシに任せてくれとおっしゃって政府にお伝えしたほどです。時同じくしてケビンコスナーさんがオイルと海水を分ける機械を持ってるから使わせて欲しいと政府の公聴会で宣言してました。 キャメロン監督の思い入れの強い作品です。 当時水が姿かたちを取るというアイデアは無くて、彼が初めではないでしょうか、その後ターミネーターの中で水銀が形をとるというアイデアが出たように記憶しています。 深い深い海の底には、不思議な物が居ました、それはコミニュケーション取ると、人類が大ピンチの時には、人類を助けることが出来るんだ、と言うお話。 潜水艦の中で閉所恐怖症でお頭のおかしくなった乗組員が、核爆弾をいじって海溝で爆発させようとします。それを止めようと、良いおじさんたちが走り回るという展開です。 1990年の終わりに、西東ドイツのベルリンの壁が倒れました。 この映画は冷戦下の米国とソ連の以下同文的な赤い国国を、シンボリックに表しています。 核はどちらも持ってはいるが、使ってはいけないんだって言うメッセージです。 この映画の公開当時、オイル業界はロシア語が出来る人を高給で探していました。
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