デンゼル・ワシントンの知性が光る作品
デンゼル・ワシントン扮する敏腕捜査官ライムは、事故により半身不随の生活を余儀なくされていた。ある日パトロール警官のアメリア・ドナヒュー(アンジェリーナ・ジョリー)は、男の惨殺死体を発見した。証拠を残した手際のよさからライムに認められ、助手に任命される。捜査を続けていくと、犯罪現場には奇妙な骨片と紙片が見つかる。これが犯人からのメッセージと気づいたライムたちだったが、第二の殺人事件が起こってしまう。ライムはすぐにドナヒューと協力して捜査を続けると、1900年代の古い出版社のロゴマークが捜査線上に浮かんできた・・・・・・。 デンゼル・ワシントンの作品の中でも好きな作品です。趣向は違いますが、東野圭吾のガリレオシリーズをもっとホラータッチにしたような作品というと想像がつくと思います。 デンゼル・ワシントンの演技は安定感があるので、彼の出演作はすべてチェックしています。 共演はアンジェリーナ・ジョリー。彼女はこの作品の前にアカデミー最優秀助演女優賞を獲得していますが、興行的にヒットした作品での受賞ではなかったので、この作品でブレイクできてよかったです。この作品に出演したお陰で、のちの彼女の快進撃を知らない人はいないと思いますが。 猟奇的な殺人事件を扱っていますが、犯人はかなり意外な人物です。 頭脳と頭脳の緊張した戦いが続く作品なので、サスペンスや科学捜査モノが好きな方にはおすすめの作品です。
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