Fate/stay night についてのレビュー
元々がエロゲー
かなり前から、至る所でfateは面白いよ!と
すすめられてきました。
元々エロゲー好きな部分もあり、アニメ化もしているとのことで興味はありましたが、何分、ストーリーがとても長いよ。と言われては挫折しておりました。
まずは原作から。がモットーの自分でしたが、とりあえずアニメを見てみることに。
するとどうでしょう、アニメをみていたら、エロゲーのようにエロシーンなどをいれずとも、とても面白い!
後々古参のファンの方からお聞きした情報によると、fateは別にエロゲーで出す意味はなく、時代的にエロゲー分野で発行しないと売れない、といった背景があったそうで。
無理矢理、エロシーンを捩じ込んだようなものらしかったです。
確かにアニメをみていたら、そんなシーンがなくとも面白いし、それでいて世間にウケている。
今の時代、PSP等へのいしょくもあり、最早エロゲーでなくともファンがいつついていますね。
召喚儀式、マスターとサーヴァントの役割、絆
面白いのが、聖杯戦争という限られたマスターと、サーヴァントの中で、儀式により召喚されるサーヴァントの名前がとても馴染み深いこと。
ケルトの英雄、はたまたアーサー王、古代最古の王。
そして出典不明のサーヴァント。
エミヤとはどういった英雄だったのか?
それがとても気になり、一気に鑑賞していました。
まさか衛宮士郎だとは。
切嗣の願いを背負い、正義のヒーローになるべく、自らも善意で行ってきた行為が最後には無残に蹴散らされる。どれほど絶望したのだろうか。
そうしてまた、冬木の地で闘うことになったエミヤ、そして過去の自分をみたエミヤ。
とても複雑な心境だったのでしょうね。
最終的に一番いいなと思ったのはメディアと、葛木の関係です。
視聴者としては散々振り回され、衛宮士郎も遠坂凛もセイバーも苦しめられ、憤りもありましたが・・・あのふたりはふたりで、残忍冷酷、慈悲もない。にしても愛があるのだなと感じました。
聖杯
結局のところFate/Zeroが根底にないと難しい話でした。後にFate/Zeroを鑑賞して、ようやく話が繋がりました。
何故8人目のサーヴァント
がいるのか?ギルガメッシュと言峰綺礼のポジションとは?聖杯も結局の所願望器ですらなく、絶望でしたね。ただ、聖杯を壊しギルガメッシュを倒し、その後の遠坂凛、衛宮士郎、セイバーの関係はとても和みました。
その後の話の続編がゲーム等であるようですが、個人的には近日公開の劇場版な桜ルートが気になるところです。
いっそゲームを買ってしまおうか…悩むところです。
とても面白い内容の作品でした。
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