化物語のあらすじ/作品解説

化物語のあらすじ・作品解説

化物語は、2009年7月から9月にかけてTOKYO MXやテレビ愛知などで放送された、西尾維新原作のファンタジー小説のアニメ作品である。制作会社はシャフトで、西尾維新アニメプロジェクトの第1弾として企画されたアニメで、テレビ放送は全12話と総集編1話であった。そして、第13話から第15話は公式ホームページ上で無料配信された。このアニメは物語シリーズとしてシリーズ化されており、2015年5月時点で小説のファーストシーズンである偽物語、猫物語（黒）、セカンドシーズンである猫物語（白）、傾物語、花物語、囮物語、鬼物語、恋物語、ファイナルシーズンである憑物語までアニメ化されている。この作品は、春休みに起こった出来事の結果、身体が半分吸血鬼の不死身に近い身体になってしまった主人公の阿良々木暦が、怪異に出会ってしまったクラスメイトたちを助けるために紛争する物語である。手書きのアニメーションだけでなく、途中で実写やCG、文章などが使われた演出が見られるのが特徴。

化物語の評価

総合評価: 4.404.40; (5件)

映像: 4.404.40

ストーリー: 4.204.20

キャラクター: 4.404.40

声優: 4.404.40

音楽: 4.404.40

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化物語の感想

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西尾維新の代表作『化物語』のアニメーション

好き嫌いが分かれる西尾維新ワールド原作本、アニメ、グッズ、円盤と好評な売れ行きを見せ、ロングヒットを飛ばしている『物語』シリーズ。そのはじまりが『化物語』だ。西尾維新という作家はよくも悪くも特徴的かつ個性的な作家で、万人受けする作風ではない。それはアニメにも顕著に表れ、『化物語』は西尾維新独特の言葉遊び、レトリックとダイアローグが際立ち、アニメーション制作会社のシャフトらしい独特の背景、間と合わさって、独自の世界観を生み出した。特に『化物語』最大の特徴である各ヒロインとの丁々発止のやりとりはアニメ本編においてもかなりウェイトを占めている。それらの特徴を好きだという人もいれば、全く受け付けないという人もいる。これは西尾維新の他の作品にもいえることで、いわゆる”アンチ”と”信者”がくっきりと分かれているのも特徴だ。好き嫌いが分かれるという事情をあらかじめ述べたうえで、『化物語』の考察に移ろ...この感想を読む

3.03.0

すらり
2016/02/29

216view
2026文字

PICKUP

センスが凄い

化物語は物語シリーズの一番最初のアニメ作品で、この一巻から始まります。西尾維新独特の言い回し、世界表現。新房昭之(今や魔法少女まどか☆マギカでおなじみ)の何とも言えぬ暗さとのバランス、毒っぽさ。シャフトの安定した作画、映像技術、音、薄気味悪いカラーや表現。オープニングが変わるという手間ひまかけられた作品。完璧な配役により完全なアニメが出来上がりました。見たことのない世界が見れます。これはもう芸術でしょう。声優さんも凄いです。登場人物の名前が現実離れしていて変わっていますが覚えやすくていいですね。そこもこの作品の魅力の一つです。続編も現在公開中の今作。今後がますます楽しみです。

4.54.5

みみみ
2013/07/14

41view
291文字

ガハラさんの持つ正ヒロイン力おそるべし

西尾維新の人気シリーズである物語シリーズの第一作目当時見たときに面白い作品だな、と思ったのは記憶にあるがまさかここまで人気シリーズになるとは思わなかった西尾さんの小説は彼の持つ高い文章力とその量が売りで、この化物語においてもそれは同じださすがにアニメで小説を完全に再現するのは難しいが、それでもこのアニメにおいては独特の演出によって小説の持つ雰囲気を少しでも表現しようとしていることに好感が持てる回が進むと若干悪乗りの気も見えてくるが、少なくともこのひたぎクラブにおいてはそのようなことはない最後に、通称ガハラさんことヒロインである戦場ヶ原さんと主人公のアララギくんの出会いは、数あるボーイミーツガール物の中でも実に奇抜であった

4.54.5