涙なくしては見れないアニメ！ - 薄桜鬼の感想

薄桜鬼との出会い！

私が薄桜鬼と出会ったのはまだ乙女ゲームとして発売されたPS２「薄桜鬼～新選組奇譚〜」でした。

当時私は中学生で乙女ゲームにハマり、同時に歴女だったのですぐに薄桜鬼の魅力に落ちました(笑)

ハッピーエンド・ノーマルエンド・バッドエンドの３種を目指してゲームを進めていきました。

土方・沖田・斎藤・藤堂・原田・風間の攻略がとても楽しくて一番好きだった土方さんは最後に温めてとっておきました。

ゲームを攻略するころにはアニメ化が決定して私はますます薄桜鬼の世界にはまっていきました！

これが薄桜鬼との出会いです。

OP・EDが薄桜鬼の世界観を演出

・十六夜涙（OP）吉岡亜衣加
・君ノ記憶（ED）mao

吉岡亜衣加さんはゲームの時から主題歌を担当されていて変わらずアニメでもOPを歌ってくれていた事に感動しました！

衝撃を受けたのがEDの君の記憶でした。

主人公である千鶴ちゃん気持ちを綴った歌詞に思えました。

今の時代ではこんなに苦しい恋愛はあるのかなって思わされる曲と薄桜鬼の世界観。

最後の歌詞では、

「ずっと離れないと誓って
髪を撫でてくれた　なのになぜ？となりに　あなたはいない
抱きしめた　ぬくもりは　まだこの手の中に
忘れない
幾つの季節を重ねても　あなた想ってる」

この歌詞だけは何度聞いても何度アニメ見ても泣かずには聞いてられませんでした。

OP・EDがあるから薄桜鬼の魅力が高いのだと再認識しました。

ストーリーの展開が上手い！

新選組を知らない人でも勉強になるくらいストーリーがしっかりしていてすごいです。

史実にはない鬼や羅刹などを交えながら戦う新選組には涙無しで見ることはできないですね。

友情・恋愛・仲間・忠誠、凝縮されたアニメだと思います！

最終回では仲間の死が心痛かったですね。

同時に二人の隊士をなくす土方さんや新選組の気持ちを考えるとどれほど辛いのか考えても測りきれません。

声優さんの凄さ

キャラクターに息を吹き込むのは声優さんたちの仕事ですよね。

ストーリーは良くても声が深く関係してくるのがアニメだと思います。

薄桜鬼の声優さんたちは本当にお上手でキャラクターたちの思いを声だけで見ている私たちに伝えてくれて凄さに鳥肌が立つほどです。

薄桜鬼のおかげで声優さんを好きになることもできました。

キャラデザのこだわり

正直私はアニメのキャラクターデザインよりもゲームの方が好きでした。

アニメ化するにあたってキャラデザが変更になったことが一番悲しかったです。

アニメのキャラデザである、中嶋敦子さんは可愛らしいという感じなので

本家のカズキヨネさんのデザインは鮮明で綺麗という印象なので、やはり今でも抵抗はあります。

ですがアニメから見る人だと普通に絵が可愛らしく素敵なのでぜんぜん問題ないと思います。

風景の描写も桜が舞い散るところなどはゲームの方が綺麗です！

キャラの名言

私がこのアニメで好きな名言は土方さんの「俺が守りてぇのは将軍でも幕府でもねぇ。近藤さんと共に築こうとした新選組だ。」

局長の近藤を想い新選組の為に動いていた土方さんは本当にかっこいいですよね。

信念をまっすぐ貫いて近藤さんの為新選組のため。

仲間を想い生き抜いた人土方さんの言葉は今生きている人たちにも刺さるくらい私は素敵だなって思います。

名言が多いアニメはここまでないのではないでしょうか？

キャラクター達の生き様

新選組の生き方はとても辛く険しい道。

戦でいつ命を失うかもわからず、己の誠の為戦い抜く。

薄桜鬼は新選組一人一人にスポットを当てて作られています。

仲間を失っていく事は辛いのに決して後ろを向かずに歩んでいく。

新選組こそ武士の生き様そのものだと思わせるほど、薄桜鬼をみて感動しました。

主人公千鶴の想い

女の子である千鶴が新選組と歩んだ道のりはかけがえのないものだったのだと思います。

自分が千鶴だったら仲間の死や自分が人間ではなく鬼だった事を知ったり泣きたくなって辛いこともあるのに一生懸命に生きる姿は度胸の座った女の子だなって思います。

どんな形でも新選組に出会って新選組のために貢献したいと思える千鶴ちゃんは本当にいい子ですよね。

そんな千鶴ちゃんだからこそ新選組と共に歩んで行けたんだなって思います。

可愛いし、気が利くし千鶴ちやんには幸せになって欲しいですね。

薄桜鬼の新選組から学ぶもの

私は元々新選組が大好きで歴史が大好きでこの薄桜鬼を知りました。

でも薄桜鬼に出会って新選組の見方や敵の見方などもかわりました。

史実とは少し違う羅刹や鬼なども登場してますが新選組が歩んだ道は険しく辛い道だった。

武士として生き死んで行った人たちを現代でも伝え続けて行くのが今生きている人たちではないでしょうか？

今は平和かもしれません。江戸のような戦いとは無縁の時代。

それでも薄桜鬼をみて思うのは人それぞれの生き様ではないか。

このアニメは学ぶ事も出来るアニメだと思います！

乙女ゲームだった薄桜鬼がアニメになって映画になって舞台化にもなる。

本当に大好きなアニメです。