ひだまりスケッチ×365のあらすじ・作品解説
ひだまりスケッチ×365は、2008年7月から2008年9月にかけてTBS系列などで放送された日本のテレビアニメである。このアニメはシリーズの第2期にあたる作品で、2015年時点で第4期まで放送されている人気アニメ作品。 原作は、蒼樹うめの4コマ漫画『ひだまりスケッチ』。監督は新房昭之、アニメーション制作はシャフト。 タイトルにある365は、1年の365日と人の平熱である36.5度の2つの意味があり、原作者の蒼樹うめの案で付けられた。 このアニメシリーズは、主人公のゆのが私立やまぶき高校に入学してひだまり荘で一人暮らしを始め、そのひだまり荘の住人たちとのふれあいや学校での出来事を温かなタッチで描いた作品である。このシリーズ第2期も第1期に引き続き、ゆのの高校1年生の日常が描かれている。 このアニメはDVDが発売されており、DVDの第7巻にはテレビ未放送の「ポラロイドン」という話が収録された。また、限定版にはオーディオコメンタリーなどの特典が収録されている。
ひだまりスケッチ×365の評価
ひだまりスケッチ×365の感想
サブキャラ3人の魅力
主役陣をしっかり支える脇役たち本作は基本的に、ゆの、宮子、ヒロ、沙英のひだまり荘に住むメインキャラ4人のエピソードを中心として展開していく。しかし4人だけでは物語は成立しない。4人に関わってくる多くのキャラがいてこそ本作は成立しているのである。本作は、そんなサブキャラたちもとても個性的で魅力のあるキャラが多い。ここではそんなサブキャラから3人を取り上げて、その魅力を改めて確認していく。 いろいろと言動に問題はあるものの誰よりも生徒思いな美術教師吉野屋まずは、ゆの、宮子の担任の吉野屋先生。この人の魅力は何と言っても奇抜な言動だろう。この人本当に教師なの、と言いたくなりそうなきわどい行動や発言がかなり多くの場で見られる。学校に遅刻することがよくある。デッサンのモデルに自らがなろうとコスプレして授業に臨む。モデルにならなくても奇抜な服(吉野屋本人は身だしなみと主張している)で授業をしようとす...この感想を読む