最高傑作!!
戦国時代がファンタジーたっぷり
こんなにファンタジー感が強い作品って今までなかったと思うんですよね。時代は戦国だけど、武将とかが出てくるわけでもないし、戦をするわけでも無くてまさかの妖怪メインっていうのが新しいなと思いましたね。高橋先生の独特な世界が広がっているというか。でもそんなおどろおどろしている感じじゃないんですよね。ファンタジー感を忘れてないっていうか、ちょっと柔らかめに描いているのが分かりましたね。怖いのが嫌いな私でも全然見れましたからね。それになんていうか普通の歴史ものっていう感じじゃないんですよね。犬夜叉独自の世界っていう感じが全面に出てましたね。そういうところが高橋先生ならではだなって感じました。こんなにファンタジー要素たっぷりの戦国時代なら誰でも大歓迎だと思うんですよね(笑)でもだからと言って完全に無視しているってわけじゃなくてところどころに武士とか貴族の人とか出てきた時の衣装がちゃんとその時代に合った装いになっていたと思います。特に女性の十二単の感じとかものすごくリアルだったなと思いましたね。モノクロだったから色合いまでは分からないにしても模様とか帯の感じとかは細かく描かれていたと思います。
犬夜叉の気持ちの揺らぎが何とも言えない
何ていうか犬夜叉って気が多いっていうかなんていうか、かごめと桔梗の間を行ったり来たりしているのがちょっとどうかなーって思ってたんですよね。確かに桔梗は最初に恋した人だからっていうのもあるのかもしれないけど、だからってかごめのことも好きになってどっちも中途半端っていうか。かごめが桔梗の生まれ変わりだったからっていうのもあったのかもしれないけど、それにしたっていくらなんでもこれは立派な二股だと思うんですよね。かごめもよく呆れもせずにそばにいたなと思いますよ。普段はずっと一緒にいるからいいとしても桔梗が現れちゃったら犬夜叉はそっちに行っちゃうから正直ムカついてたと思いますよ。それでもおおめにみてたかごめの心の大きさはすごいと思いましたね。七宝や弥勒たちがかごめを尊敬する気持ちも分かります。こんなに優柔不断な男を好きになったかごめもなかなか辛かったと思いますよ。それでもそれを見せないようにしていたのは偉いと思いました。それに犬夜叉も桔梗がもうこの世からいないことを受け入れてからはかごめ一筋でしたからね。でも犬夜叉もそこまでいかないとどっちかに絞れないっていうあたりがちょっとね・・・って感じですよね。最初からかごめか桔梗かはっきり選べばいいのにいつまでたってもうじうじしてて女々しいなって思っちゃいましたよ。男らしくて好きではあったんですけど、そういうところがちょっと嫌いでしたね。そのくせ鋼牙がかごめのことをかっさらおうとしたら怒るって結構わがままだと思いましたよ。
殺生丸の心の変化がいい
あれだけ人間を毛嫌いして、下等なやつらとしか思ってなかった殺生丸がりんと出会ったことでかなり変わりましたね。きっと殺生丸が人間を嫌っていたのはお父さんが犬夜叉のお母さんのことを愛してしまったからなんでしょうね。それによってお父さんを取られたっていう気持ちから嫌いになってしまったんだと思います。犬夜叉のお母さんにやきもちを妬いていたんですね。そして犬夜叉のことも弟として認められなかったのはお父さんのことがあったからなんでしょう。だから人間に直接的に何かされたっていうわけじゃなかったんですね。そしてりんと出会ったことで人間もそんなに悪いわけじゃないってことに気付いたんでしょう。というかもはや娘みたいな感覚になっているのかもしれないですね。私的にお父さんと犬夜叉のお母さんみたくなりそうな気がするんですよね。なんせ妖怪って長生きですからね。きっとりんが大人になっても殺生丸は今と大して変わらないんじゃないかなって思うんですよ。だから何となく恋人になりそうな気がするんですよね。というかむしろそうなってほしいなって思います(笑)最終回でもりんに着物送ったりとかしてたし。なんだかんだでりんのことを想っていろいろやっているあたりがもうそれを物語っている気がしますね。邪見はきっとりんにやきもち妬いちゃってますね。ずっと殺生丸と一緒にいたのは自分なのにりんが現れたことで殺生丸がりんの方ばかり気にしている気がして嫌なんでしょうね。でもりんがいい子だからあからさまに嫌いになることもできないんでしょうね。それにりんは邪見のことも尊敬しているっていうかまぁ、たまに下に見る時もありますけど基本的には目上の人に接する感じで話したりしてますからね。きっときれいな子に育ちますよ~りんは。それこそかごめとか珊瑚に並ぶくらいの美人さんに成長すると思うんですよね。なんせ殺生丸と一緒にいるくらいだから間違いないでしょうね。なんだかんだ言って殺生丸はお父さんと同じ道をたどりそうな気がしますね。それにお父さんの生き方を否定していたわけじゃないですからね。尊敬してたし、自分もお父さんのようになりたいと憧れていたわけですからね。
終盤がほんとよかった
何といっても終盤の追い込みがほんとよかったですね。曲霊が登場してからあたりが面白かったですね。かごめの霊力の強さが半端じゃなかったですもん。まさか触れただけで犬夜叉の妖気を祓っちゃうんですもん。桔梗以上の力持って生まれちゃうとか最強としか言えないですよ。あとは全部終わったあとのしばらく離れ離れになっていた感じが何とも言えなかったですね。まさか三年も経過してたなんて・・・。というか珊瑚と弥勒どんだけ子づくりしてんだって話ですよね。一年に一人子供産んでる計算ですからね。まぁ、弥勒の願いが叶ってよかったんじゃないかなって思いますけど。三年も会えずにいたのにお互い想い続けるっていいと思います。それだけ深く想ってるってことですもんね。井戸からかごめが出てきた時はほんとに感動しましたよ。犬夜叉もかごめは戻ってくるって信じながらも不安だったんだと思いますよ。かごめが戻ってきた時のホッとした表情がまたグッときましたね。それにしてもかごめのお母さんたちもよくかごめが戦国時代に戻ることを許したと思います。だって行ったら戻ってこないっていうのが分かってて送り出したんですから。そう考えると基本的に日暮家の人たちって心が広いんですね。それにかごめも並々ならぬ覚悟が必要だったと思います。自分が生まれ育った時代とお別れしなきゃならないんですから・・・でもそうまでしてでも犬夜叉と一緒に行きたいと思ったんでしょうね。それにどっちかというとかごめは現代よりも戦国時代にいた方がよりいきいきできるのかなとも思ったんですよね。人として大きく成長できたのは犬夜叉たちといろんな旅をしたり戦いを経てですからね。それにかごめほどの霊力を持っている人がいれば戦国時代も安泰すると思うんですよ。きっと桔梗以上の巫女になること間違いなしだと思います。ましてやそばには常に犬夜叉がいますからね。かごめに危険があっても犬夜叉が必ず守ってくれると思いますし。2人がいれば怖いものなんてないと思います。それに2人には心強い仲間もいますしね。終わり方としては最高だったと思います。それぞれのキャラクターたちのその後もしっかりと描いてくれてましたし。オチもしっかりついてましたしね(笑)
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