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音無響子
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めぞん一刻は、高橋留美子の漫画作品である。ビッグコミックスプリッツにて1980年11月号から連載を開始、1987年19号で終了、単行本として全15巻を刊行した。また、1986年3月26日から1988年3月2日までアニメ化して放送され、1986年10月10日に映画が公開されている。 今作品は、ラブコメディーになっており、アパートの管理人・音無響子と、アパートの居住者で大学生・五代裕作の恋愛模様を描いている。 時計坂にあるアパート・一刻館に居住し、大学に通っている五代は、ある時、新しい管理人がやってくることを知る。新管理人は、音無響子という女性であった。1年前、響子は結婚していたのだが、夫・惣一郎が亡くして依頼、気持ちの整理ができずにいた。そんな響子を見かねた義父が、一刻館の管理人をすることを勧めたのである。 未亡人・響子に対し、五代は一目惚れし、響子も五代を気にするようになるのだが、なかなか思いが打ち明けられない。 五代と響子の恋はどうなるのか!?
高橋留美子の魅力がわかるめぞん一刻突然別の漫画の話になって申し訳ない。島本和彦『アオイホノオ』の話をしよう。『アオイホノオ』の作中、己の描く漫画を模索する主人公・ホノオは、『うる星やつら』を読む。そして、”なんだかよくわからないけど面白い留美子”の魅力に惹かれる。高橋留美子が『うる星やつら』を連載中に『めぞん一刻』も始めるとなったとき、ホノオは心配する。「今まで二作続けてヒットした漫画家はいない。だが、これを出来たら留美子は怪物だ」と。ホノオの予想は当たった。高橋留美子は、『うる星やつら』と『めぞん一刻』、両方で成功した(結果的にホノオは高橋留美子の魅力を”白目がちな目”と”日常感”と分析していたが、この話は今は置いておく)。つまり、高橋留美子は怪物なのだ。…この一文だけを読んで、なんじゃそりゃと思った人は間違ってはいない。だが、よく考えてみて欲しい。その心に一抹の疑いもないだろうか?...この感想を読む
五代君のキャラクターの変化。初期。初期の五代君は全く頼りない存在です。恐らく響子さんも全く意識する範疇にないほどの存在感だなぁと感じていました。それもそのはずです。五代さんとも読んでもらえず、浪人さんでしたからね。そして一刻館の住人のおもちゃにされながらよく大学に合格したなぁと思いました。しかし高橋留美子先生の描くおばあちゃんキャラがいつもちっちゃくて可愛いのです。若い頃から小さかったのかなぁと思ったりもしましたが、たぶん縮んだのでしょう。五代君のキャラクターの変化。中期。大学生になりほっとしたのもつかの間、五代君にライバルが出現します。しかも環境が大違い。うる星やつらでいうところの諸星あたると面堂ですね。そう、環境が違っても性格は似ていました。そしてこずえちゃんというガールフレンドの存在まで出てきます。五代君は友達のつもりなのですが、積極的なこずえちゃんにどんどん押されていきます。け...この感想を読む
主人公の五代くんと五代くんの住む一刻館に新しく管理人として来る、響子さんの恋愛物語。死別した夫が忘れられず、犬に夫の名前をつけ可愛がる響子さん。五代くんが最初からアプローチをかけても無視しつづけるが、だんだんと五代くんに興味を持つ。五代くんが女の子とデートしている現場を見れば、興味がないでるのでご自由にと口では言うが、本当はヤキモチを妬いていて、五代くんに対して不機嫌な態度をとる響子さんが可愛すぎます。ヤキモチが抑えられず、女の子と同じ行動をとって、五代くんを驚かせる場面も良い。話が進むにつれて行動が可愛くなっていく響子さん。たまりません。五代くんは、最初から最後まであまり変わりませんが、響子さんにプロポーズする時や死別の夫のお墓の前で、響子さんを貰います。という挨拶をする五代くんはかっこいい。キメル時はキメテくれます。そんなギャップに響子さんの心が動いたのも納得です。作者の高橋留美子...この感想を読む
よみがな:みたかしゅん 性別:男 国籍:日本 住まい:家賃20万円程度の高級マンション 所属:テニスクラブ 性格:性格は明るく快活で闊達。社交的で気遣いも細やか。 トラウマ:犬恐怖症 出身地:東京都 職業:テニスコーチ 愛車:日産シルビア
よみがな:にかいどうのぞみ 性別:男 国籍:日本 住まい:一刻館2号室 所属:大学 特徴:手違いで一刻館にやってきた。五代とは別の大学に現役で合格している。 趣味:大工仕事 実家は:裕福 母親は:過干渉気味 一刻館一の:ヘビースモーカー
よみがな:いちのせはなえ ニックネーム:一の瀬さん 性別:女 国籍:日本 住まい:一刻館1号室 家族構成:夫、自分、息子 性格:世話好きで積極性、いざというときは頼りになる 特徴:騒動好きで酒好きの宴会好きという豪快な婦人 出身:北海道 体型:女学生の頃から、現在と同じ酒樽体型
音無響子
前の夫を亡くし、新たにプロポーズされた時のセリフ
五代裕作
五代裕作が音無響子にプロポーズするときに放った言葉
音無響子
就職活動がうまく行かず、バイトで生計を立てて落ち込んでいるとき