シコンのカケラ
私は「犬夜叉」を読んで、人は本当に欲深いものだと思いました。
犬夜叉は、細かく砕け散ったシコンのカケラと言う願いの叶うカケラを集めるために、人間界からタイムスリップしてきたかごめ、狐妖怪の七宝、妖怪退治屋のサンゴ、風穴の弥勒、キララと共に旅を始めます。敵として登場する奈落という男や様々な妖怪もシコンのカケラを集めて居るのですが、シコンのカケラを欲しがるものが誰一人として、カケラを良い方向へ使おうとはしません。むしろ、ただただ自分が強くなりたいという思いだけで、集め自分のものにしようとしています。
邪悪な気持ちに勝てず死んでいくもの、争いに巻き込まれて死んでいくもの。多くの犠牲が有りながらも、奈落と犬夜叉が戦い犬夜叉が勝つまでは争い続きます。
犬夜叉は半妖と呼ばれていて、本当の強い妖怪になるためにシコンのカケラを集めていました。しかし、カゴメを初めとする仲間と共に旅をしているうちに、犬夜叉は人助けをするようになったり、素直にカゴメのいう事を聞くようになります。
私が思う、「本当の強さ」は人間であっても妖怪であっても半妖であっても、仲間を大切にし困っている人々を守る事だと、犬夜叉を読んで感じました。
人は誰かを助けたり、誰かに信用されてこそ自分の欲を満せるんではないかと思いました。- あなたも感想を書いてみませんか?
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