誰かが足りないといいつつ足りない人はわかってる
もう少し長編がよかったけど
1章がちょっと短いかなとも思うんですが、普段長編小説ばかり読んでいるせいでしょうか。
たまにはこういうのもいいかもしれないですね。
まぁ読み切りだと終わらないから眠れない!なんてことがないのでいいのだけど。
それぞれ「ハライ」という店の予約をするということに予約3くらいで気づきました。
遅すぎでしょうか・・・最初、なんでストーリーが予約で分けられているの?と思って読み始めたので。さほどひねった話ではないので頭もあまり使わなかったし、寝る前に読むのにちょうどいい本かもしれないです。
全員出てきた?
予約6の主人公がずっと会えなかったいとこのくるみちゃんと「ハライ」で約束をして待っている間、お店の中を観察しているシーンがあってそこにでてくる人たちは予約1~予約5の誰かだなというのはだいたいわかったのだけど、予約1のストーリーでは彼女に振られて1人の男性だったからいないっぽくて残念でした。
彼はいつか「ハライ」に行こう、実家にも帰ろうという前向きな決断をして終わったわけですが、他の章では10月31日6時って明確に言ってるのに対し「いつか」って言ってるから彼だけは予約していないのかな。
いつか「予約」するお客さんという意味にとればいいのでしょうかね。
認知症のおばあさん一家とカメラがないと人と接することができないお兄ちゃんと妹は確実にわかって、若いカップルがわからなかった。
隣のよっちゃんのほうか、オムレツの彼か・・・
失敗の匂いがその2人からすると言っているということは、隣のよっちゃんか?
よっちゃんは失敗したのですかね。
実家に帰ってくると言っていたからね。
ハライとはなんなのか
最後まで読んでも「ハライ」の全貌はいまいちわからなかったですね。
認知症のおばあさんの旦那さんの話で、飛び込みで入ってぼろぼろなのに入れてくれてコンソメスープを飲んだって話がありましたが、よくすぐ入れたなぁとか気に入ったから近所に引っ越しちゃうとかすごいなと思ったんです。
しかもバックパッカーと出てたから海外と思い込んで読み進めてしまい、ここは日本が舞台じゃないのか?近所に住んだってどういうことだいって混乱して読み直したら日本中を旅してるって書いてありましたね。
そそっかしいミスです。
昔の日本でもバックパッカーとかあったかな?そばにはおしゃれなレストランがあって?なんだか想像しにくい状況ですが深く考えてはいけないような気がするのでやめます。
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