万人が楽しめ、完成度の高い「「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
万人が楽しめ、完成度の高い「「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 正真正銘のタイムマシンのSF映画である。 普通、タイムマシンといえば過去や未来に行くのだが、このストーリーは極近い過去へ遡るのが面白い。 過ぎ去った自分たちの事へ分け入り、時空を一寸狂わしてしまいそうな様だが、これが歴史の通りに丸く収まるのである。 ハラハラ、ドキドキするのが、帰還する為のエネルギーが無くなり、近くの時計台に落ちる予定の落雷のエネルギーを利用しタイムマシンを稼動させるが、これが中々調子よく電線が繋がらないのであるが・・。 それにしても、マーティ(マイケル・J・フォックス)と博士・ドグ(クリストファー・ロイド)の二人の相性が実の小気味いいのである。 テレビでの吹替えも織田裕二と三宅裕司でこちらもメイコンビであり、やはり、スピルバーグとロバート・ゼメキスのコンビが良かったのだろう。 何にしても、非常に完成度の高い映画で、日本のみならず世界中で大人気の作品であったらしい。 因みに、題名が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、つまり、Back to the Futureだがら、“未来へ戻る“で妙な意味合いになってしまうが・・?、更に、映画の中でもギガワットのことをジゴワットと訳してしまったらしく、これはストーリーとしては成り立っていますが、実際にギガはメガワットの1000倍、キロワットの百万倍に当たります。
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