少女が異世界の巫女になる - ふしぎ遊戯の感想

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アニメレビュー数 2,474件

ふしぎ遊戯

4.754.75
映像
4.50
ストーリー
5.00
キャラクター
4.75
声優
4.50
音楽
4.50
感想数
4
観た人
8

少女が異世界の巫女になる

4.04.0
映像
3.0
ストーリー
5.0
キャラクター
4.0
声優
3.0
音楽
3.0

美朱は中学三年生。シングルマザーの母親に期待されてはいるものの、そこまで勉強の実力もないし普通の女の子。

ある日、親友の唯と図書館で古い中国の本を見つけてその本の中に入ってしまう。美朱はその中で鬼宿という少年と出会う。なんとか美朱は本から出れた。帰宅途中母親に彼氏がいることがわかり、受験のストレスなどから喧嘩してしまう。

家出をした美朱は唯が本の中から帰ってきていない事を知り、兄に本を預けてもう1度本の世界に入るのだった。その不思議な本は本の中で美朱がしていることがそのまま文章としてリアルタイムで書かれていく。美朱は鬼宿と再会して唯を探しにいく。唯には唯を助けに来たのではなく鬼宿に会いに来たと誤解をされ、怒りを買ってしまう。美朱は伝説の朱雀の巫女として、自分の世界に戻るという願いを叶える為に仲間を集めることになった。唯はそれに敵対し青龍の巫女になるのだった。

この物語は四神や二十八宿をベースにして、登場人物たちの名前も二十八宿から名前をとっている。設定が今までにはないもので面白い。服装や建物なども中国の装いになっている。アニメの作画よりも、漫画の方が美しく描かれている。ただ悲しいのは、敵だけではなく亡くなってしまう主要キャラクターが多いことです。当時このアニメを見ていた子供たちはショックだったと思う。だから続編に幽霊として登場させたのではないか?と思ったり。最後は時空や世界を越えたハッピーエンドになるのだけが救いだ。

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他のレビュアーの感想・評価

少女マンガ原作のわりにはバトル展開が多いですね

独特の世界観ですよね書物の中の世界に入って、物語が展開していく様子が独特だと思いました。少女マンガってこういう展開が多くて、ジャンルとして確立しているものなのでしょうか。少年誌でも現実社会から空想世界に吸い込まれて、話が展開していく作品は多いです。しかし少女マンガ・アニメ作品で、こういう描き方するのって、珍しいのではないでしょうか。イメージ的には、その設定に、映画「ネバーエンディングストーリー」のようなものを感じました。現実世界と書物の中の空想世界を行き来するのも、なんとなく似ていますよね。しかし決定的に違うのは、入り込んだ先の世界観ですよね。映画「ネバーエンディングストーリー」ではファンタジー世界の王道のような世界観でした。しかし「ふしぎ遊戯」では、古の中国っぽい世界観で構成されています。また朱雀や白虎、青龍、玄武の四神という題材をつかうのも、どこか、少年誌チックな展開だと感じさせま...この感想を読む

5.05.0
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