グランド・イリュージョンの世界
天才マジシャン4人が作り出すスーパーイリュージョンたくさんのトリックがあり、目を離すことができない映画でした。
1度だけではなく2度も3度も見たくなります。
フォー・ホースメンを動かしていた黒幕は必死で彼らを追いかけいていたディラン捜査官と気づいたときに、「やられた」と思いました。いつも先々と先手を打たれていて今一歩逮捕できないでいたのは全部演技だったのか・・・と思って再度見てみたのですが違うと思いました。もともとこの3つのイリュージョンはディラン捜査官の父親(有名なマジシャン)がディラン捜査官が幼いころに命を落としてしまったときの復讐のために考えたものなのでこのイリュージョンにはかなりの思いがあったのだと思います。だとするとディランも全力で4人を追いかけたのでは。
「アイ」の存在も気になります。4人が初めにカードをもらった時の興奮度からしてマジシャンの中ではかなり上の組織?なんでしょう。4人がこんなにも自分の人生を掛けて犯罪まで手を染めて挑むくらいのイリュージョン、かなり憧れの組織で認めてもらいたいという思いが強いと感じました。「アイ」とは何なのかディランも指示をされている側なのだろうか、興味深いです。
最後にディランがアルマとキスをするシーンはいらなかったと思います。4人のフォー・ホースメンの中でもアイラとジェシーも過去に何か関係があったかもしれませんがキスシーンなどはなく、ただこのイリュージョンに集中していたのに、ちょっと不釣り合いなシーンだったかも。でも、ほんとは自分が騙していたことの罪滅ぼし?罪悪感で感情が芽生えたのかもしれません。
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