家族のかたち。 - 夜行観覧車の感想

サスペンスが好きな私は面白く見ていましたが

それでも見ていてちょっと疲れてしまうかもしれません。

ひばりヶ丘という閑静な住宅地に引っ越してきたある家族。そこでの暮らしは予想をはるかに越えた苦労が‥‥そして向かいの家で殺人事件が起こります。

それまで仲良く幸せに暮らしてきた家族が引っ越してきたことで全てが狂ってしまう、かなりドロドロした内容ですが見出すと先が気になってしまうのです。そして、そのひばりヶ丘に住む住人たちは上辺では幸せそうな家庭だと振舞っていても、それぞれの苦悩を抱き、それをリアルに描いています。

ドラマの構成上、時間軸を行ったりきたりするのですが、それが面白いと感じました。

それぞれの視点で話を進めていく上ではこの構成はいいなぁと思いました。

ドラマ内で出てくる大きな観覧車がまた印象深いです。時計を表しているのかもしれませんね。

ただなかなか役柄に感情移入するのは難しいと思います。ですので、客観的に観るといったドラマだと思いますね。

AIのテーマ曲もとても合っていて、ここぞというラストでいつも流れてくるので次が早く観たくなっちゃいます。

原作は読んだことないのですが、ドラマだけでも充分楽しめるのではないかと思います。