子どもに見せるうちに引き込まれ
枝島団地に住む四年三組木下ともおが主人公のこのアニメ子ども向けのアニメかと思い軽く観ていましたが今では私の方がはまる有様です。
団地の映像がリアルに自分の実家にそっくり過ぎて懐かしさとか色々な感情が込み上げてくるのです。父は、単身赴任で母と姉がいて兄弟は同じ狭い部屋、あーそうだった、そうだった。
ある話で、ともおが一人旅に憧れる回がありました。親が付いていけないから、まさかの近所のおじいさんに行き先が一緒という理由だけでともおを託しますが、ともおは、一人旅に憧れ過ぎておじいさんをいない者として扱います。無礼すぎる。
おじいさんと別れ帰りは、まさかまさかの近所のコンビニ店員の兄ちゃんに託されますがまた無視‥私の方がイライラしてしまいました。
普通のアニメならば、最後にはともおを改心させる何かが起きると思いますがこのアニメでは、そういう事は起きません。そのまま終了します。
逆にそこがリアルです。現実では、いつもいつも正しい事が起こらないわけでモヤモヤが残ることも多々あります。
普通の小学生のドキュメンタリー映像を観ている様で、大家族番組などが好きな私には合っているのだと思います。
オープニングテーマ曲が一度聞いたら何日間か耳から離れないのでお気をつけください。
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