小学生の日常
ともおは団地に住む小学4年生。かなり広いい団地で、何棟も同じ団地が建っている場所。お父さんは単身赴任で、何故か顔出しNG。いつも上手く顔が隠れている。ともおはお母さんとお姉ちゃんと3人で暮らしている。
その広い団地にはたくさんの友達がいる。同級生や中学生に高校生。違う学年の子たち。大学生のお兄ちゃん。子供たちだけでなく、団地に住むたくさんの人達が登場する。
ほとんどの話は、小学生あるあるだったりとコミカルな話が多い。個性豊かな子供たちを見ていると、子供の頃を思い出すようなストーリーだったり。だけど、中にはシリアスな話もある。
事故で意識不明のまま亡くなってしまう子の話。病気で亡くなるお年寄り。引越しのために友達との別れ。兄弟格差やネグレクト。足の不自由な高校生。子供のいない夫婦。
10歳という年齢だからこそ、ある程度理解できる悲しみや切なさなんかも描いたストーリーもある。子供だからこそ、偏見の目で見ること無く素直に受け入れて理解していったり。何かと考えさせられる話もある。
普段はヤンチャで言う事もきかなきともおだけど、そんな時はともおなりに理解して成長していく様が見える。
小学生は昔も今も元々は変わらないけど、現代ならではの日常も描いている。
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