バケツでごはんのあらすじ/作品解説

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アニメレビュー数 2,474件

バケツでごはん

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バケツでごはんのあらすじ・作品解説

バケツでごはんは1996年1月8日から1996年6月24日まで、毎週月曜日19時から19時30分に日本テレビ系列で放送された全20話のテレビアニメ番組である。よみうりテレビと小学館プロダクションが制作していた。 原作は玖保キリコによる漫画で、ビックコミックスピリッツに1993年から1996年まで連載された同名作品である。 主人公のギンペーは旅回りからスカウトされて憧れの上野原動物園に中途入社したペンギンで、関西弁を話す浪花節的な性格である。仕事ぶりは真面目でプロ根性が高く動物園に訪れたお客さんを楽しませようとしている。そのため勤務時間外にリハーサルしようと言い出してサラリーマン気質のみんなの反感をかったり、中途採用という言葉に過剰反応する。ギンペーのマドンナ的存在であるミントちゃんへの恋慕あり、他の動物たち(クロヒョウの黒田さんに恋するキリンのフラジーが妄想日記を書いてしまうなど)のまるで人間の世界のような人情とユーモアあふれるコメディ仕立てになっている。

バケツでごはんの評価

総合評価
5.005.00
(1件)
映像
5.005.00
ストーリー
4.004.00
キャラクター
5.005.00
声優
5.005.00
音楽
5.005.00

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バケツでごはんの感想

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動物園が動物の職場である、という斬新なアイディア

短すぎた放映時間大人の事情でたったの20話で打ち切られてしまったこの作品は、残念ながら原作のおもしろさを伝え切れなかったという感じがしました。もともとストーリー展開のドキドキを味わうのではなく、絵から漂う雰囲気やセリフの間を想像して楽しむタイプの玖保キリコ作品のアニメ化は難しいのかもしれません。それでも上野原動物園を職場とした動物たちの社会、というコンセプトを柱として、大所帯で上下関係もあるペンギンはサラリーマンを思わせ、パンダには生まれながらにして貴族のような特殊階級を匂わせ、近所の猫の奥さんには専業主婦ならでは悩みやコンプレックスを背負わせ、種族や性別を超えた恋愛をしたり、それぞれの個性がぶつかりながらひしめき合っている人間社会とうまくオーバーラップさせるという面では成功していると思います。ただ原作で描かれている、家出から戻ったロンさんが今までの自分の考え方を改め、息子リーチのこと...この感想を読む

5.05.0
  • いちごだいふくいちごだいふく
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  • 2074文字
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