若干古い映画だけど・・・
この映画は既に私は何度も見たけど、個人的に魅力だと思うのは、スターローンによる迫力ある演出だけでなく、アメリカが
冷戦時代に経験した戦争というものを生々しく描いているところだと思う。戦うのはもちろん兵士同志なのであるが、結局は
市民も犠牲になってしまう。そして国のためにと己の命をささげて戦う兵士をあっけなく見捨ててしまうというところも
戦争というものの恐ろしさを感じとることができ、もし、戦争が起これば、これこそが現実的に起こり得るのだなという
実感を感じ取ることができる。こうした感覚というのは、ただ、学校の歴史の教科書で「戦争は悲惨だ」という事実を
口頭で教えるよりもはるかに効果があるものではないだろうか。
ところで主演を演じているシルベスタースターローンについてだが、よく自分が比較をする俳優でシュワちゃんが
いるのだが、同じ筋肉君であり、アクション俳優だけど、ランボーはやはりスターローンが似合っている。イタリア系の
容姿でロンゲのキン肉マン。これほどの這いつくばるような地上戦が似合う男はなく、他の俳優ではなかなか演じきれない
ものだろう。そういう意味では自分の中ではランボー=スターローンであリ続けるのだと思う。
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