バグパイプの音と共に
この映画は、何と言ってもバグパイプの音ともにメルギブソン演じるウィリアムウォレスの出陣シーンに鳥肌が立つ。
実際にこの映画はアカデミー音響効果賞を受賞しているわけだが、スコットランドの独立を描く音楽に、スコットランドの楽器のバグパイプがバックミュージックとして使われているのが本格的だ。実際にバグパイプは戦いの際に、奏者が先頭に立って行進していたらしい。
スターリングブリッジの戦いが中盤で出てくるわけだが、なんとも、長い。この戦いだけで1時間は超えていたように思う。撮影にもかなりの時間を費やしたらしく、激しい戦いの様子や、ウィリアムウォレスの勇敢さ、強さがひしひしと伝わってくる、臨場感あふれるドキドキしたシーンであった。
私はこの映画を観るまで、ウィリアムウォレスという人物を知らなかったが、メルギブソンが演じる彼は、とても勇敢で強いという印象を持った(メルギブソンの筋肉がすごかったのもあるが)。
ウィリアムウォレスはスコットランドの独立のために戦った人物であるが、彼の、太く、そして短い人生を描いた3時間は自分がどのような信念を持ってどう生きてくのか、どう生きたら後悔しないのか、そういったことを教えてくれたように思う。
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