川の底からこんにちはのあらすじ/作品解説

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川の底からこんにちは

4.834.83
映像
4.38
脚本
4.88
キャスト
5.00
音楽
4.63
演出
4.75
感想数
4
観た人
5

川の底からこんにちはの評価

総合評価
4.834.83
(4件)
映像
4.384.38
脚本
4.884.88
キャスト
5.005.00
音楽
4.634.63
演出
4.754.75

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川の底からこんにちはの感想

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満島ひかりの素晴らしい代表作品に間違いなし!

満島ひかりの才能が凝縮今やその演技力や存在感から、大女優と言われている満島ひかり。そんな才能ある彼女の代表作とも言える作品。「川の底からこんにちは」の中で演じている彼女には、いるだけで存在感があり、満島ひかりを見ているだけでも飽きない作品と言えるでしょう。満島ひかりが演じる佐和子は、言いたい事も言えない冴えないOL。その彼女が、駄目な彼氏の裏切りによって、開き直り強い女へと変化していくのですが、見ているうちに彼女の気持ちが、観客にずっしりと乗り移ってくるのです。最初のうちは、満島ひかりのブツブツという早口の話し方に、違和感を覚えましたが、彼女の持っている才能と、佐和子の持っている女の底力が、ぴったりとマッチしてきます。ただ、冴えないOLと言う役、男運の悪いという役どころでしたが、彼女の澄んだ魅力は、冴えないとは程遠かったので、その部分には違和感を覚えました。気がつけば一緒に泣いている作...この感想を読む

4.84.8
  • mayurinmayurin
  • 70view
  • 2070文字
PICKUP

満島ひかりの演技力

この作品を観るとなんとも清々しい気分になる。満島ひかり演じる主人公は父親の病気をきっかけに、父親のシジミの加工工場を継ぐ、という話だが、まず、シジミの加工工場という設定がなんとも地味だ。そして、同じく登場人物もどこにでもいそうな感じでみんな地味だ。主人公は自分の人生を「中の下」と言っている点も面白い。自虐ではなく、開き直っているのだ。だからこそ、ここぞという時に力の出る人物なのだと思う。主人公はシジミの加工工場を立て直すために、まずは働き手の気持ちの改革に取り組んだ。いつもやる気のないパートのおばちゃん達、、、そんな人達と一緒に自分が作詞した社歌を歌うシーンが一番好きだ。内容は社会や自分の人生への嘆き、そして「シジミのパック詰め〜」という、一見社歌とは思えない内容の歌だが、自分の腹の中にある愚痴や不満を朝みんなで大声で歌うことで、みんなすっきりした気持ちで仕事に臨めるのだ。歌い終わった...この感想を読む

4.54.5
  • hearlohearlo
  • 44view
  • 548文字

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