なんとなくブルーになるストーリーです
日本が舞台ではないせいだけでもないのでしょうけど、普通のまんがとか怖いまんがかなと思って読むとそうでもなくてボーイズラブというほど美しくもなくどちらかというと気分が悪くなるかもしれません。
主人公は男の子で義父に性的虐待を受けていくけれど、それを誰にも言えずにどんどんエスカレートして最終的には義父を殺害計画を建てるけど予定が狂って自分の母親も一緒に殺してしまうことで精神的に病んでしまって泥沼化していきますが、それでも今後どんな風になっていくのか気になって次を読んで行きましたが、結局よくわからないような最終回でした。
タイトルの意味はたぶん死んでもなお幻覚となって現れる義父に支配され続けるということなんでしょうけど、神と呼ぶのはなんなのか・・・
とにかく義父にレイプされる姿や暴力を振るわれる描写がなかなかきついですね。
第一話で義父を殺害したことを匂わせるところから過去をさかのぼっていく話なので、延々とレイプシーンが出てきます。
義父を殺したあとは義父の連れ子である義兄とも性的関係になり(こちらはレイプではなくどちらかというと愛情?)そういうシーンがまた何度も出てきます。
死んだ義父が出てきたり過去の主人公が幻覚でてて来るので時々話が混乱しますがファンタジー半分と思って見るのがいいと思います。
虐待ってのは終わっても記憶から消えるものではないのですね。
一生の苦しみと闘っていかねばならないのです。
なんだかやるせない気持ちになりました。
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