本当に大好きなドラマでビデオでも何度もみました。
初回放送が1981年と知りびっくりしました。いつまでも色あせない素晴らしい作品だと思います。最初まだ幼かった純と蛍はこの作品とともに成長し、大人になり、今や日本を代表する俳優、女優さんになり、感慨深いものがあります。連続テレビドラマのあとスペシャルが2002年まで何度か放送されました。一番好きなのは純が東京に旅立つ時のトラックの中でもらった1万円札の場面です。この場面もあの幼い頃の純からずっとつながっている事が感じられます。初回東京から3人で富良野にやってきた時の場面、ボロボロの家をみて出た言葉、電気も水道もないありえない状況。頭でっかちで東京の暮らしが当たり前と思っていた純にはなかなか受け入れられない事ばかりでした。自分だけ東京の生活、仲間から取り残されるという焦り、でも目の前のやらなくてはならない事は何ひとつうまくできない、妹の蛍は段々順応していってるようにみえ葛藤しながら、・・と思われを繰り返し誰かのせいにしていました。父親の姿や富良野の暮らしをバカにしていたかもしれません。そんな純と本当は淋しい思いを我慢もしていた蛍が、母親の死や色々な事を乗り越えて、凄まじい冬も乗り越えて成長していきます。学校の友達や先生はもちろん、草太兄ちゃん、中畑のおじさん他たくさんのかたの温かい関わり、本当に大切な物は何かを考えさせられます。壮大な大自然をバックにつくられた、本当に奥深い作品だと思います。ファンの方多いですよね。まだみた事のない子供たちにもぜひ触れて欲しいとおもいます。これをかいていて私もまたみたくなりました。
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