承知しました
三田灯
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ドラマレビュー数 1,147件
社会現象にもなった主人公の役柄の個性当時リアルタイムで見ていたけど数々のバラエティでパロディが生まれたり主人公の「それは、業務命令でしょうか」という口癖が家庭や職場などで使われたり、社会現象ともいえるくらいの盛り上がりだったように記憶している。それは、松嶋菜々子演じる、家政婦の「ミタさん」の特異なキャラクター。一切笑顔を見せず、心を殺し、言われたことは忠実になんでも聞いて不可能なことはないのか?と思うくらいどんなことでも出来てしまう。口調もロボットのように棒読みで聞かれたことには、ありのままの事実を忠実に口にし人間の心情や心理などまったく無視。言われては困ること、知られては困ることなど彼女にかかればひとたまりもなくその馬鹿正直になんでもかんでもあらわにしてしまう、その滑稽さと異様なキャラクターが、ヒットした大きな理由のひとつではないか、と思う。また、彼女には不可能なことはないのか?と思...この感想を読む
家政婦の仕事このドラマの中で、家政婦を演じるのは松島奈々子さんです。彼女は家政婦の仕事として、料理・洗濯・掃除など家事全般を完璧にこなします。その様は、日頃、家事を担う者から見ても全てが理想的であり、マンネリ化しがちな家事に対する刺激を受けます。家事は他の仕事に比べると評価されにくい部分があり、その報酬についても「家政婦」や「家事代行業」のように明確にすることができません。ですが、家事が家族の健康面や精神面に大きな影響を受けるということが、このドラマの中からも察することができます。このドラマは、母親が亡くなってしまったことから、家政婦を雇うというスタートになっています。家政婦であるミタさんは、無表情でまるでロボットのようです。感情を出さず、与えられた仕事をただ黙々とこなすのです。そんなミタさんの仕事は、後に家事だけに限らず、さまざまな仕事へと幅を拡げていきます。お決まりのセリフ「承知致...この感想を読む
このドラマを見たときの衝撃というものはすごかった。松嶋菜々子演じる三田さんは表情ひとつ変えない、もちろん笑わない、それなのにひとつのドラマが成り立っているということに驚きを隠せなかった。簡潔に説明するならば、長谷川博己演じる阿須田恵一の妻が亡くなっている阿須田家に三田さんがやってくるのであるが、その家の様々なことに関わっていくうちに三田さんの心にも変化が生まれてゆくというストーリーである。このドラマはそれぞれの登場人物の抱える問題に焦点をあてながら描かれている。特に忽那汐里の演技は当時、実際の歳とはあまり離れておらず、高校二年生の長女という設定であったがあどけなさはありながらも少しずつ大人に成長していき、家族の問題を解決していく姿を十分に演じきれており、大いに評価できるものであった。そしてこのドラマのもうひとつの見せ場は斉藤和義がこのドラマを意識して作った主題歌ではないだろうか。その主...この感想を読む
よみがな:みたあかり 生年月日:昭和50年12月25日 年齢(作品時):36歳 性別:女 特徴:いかなる時も喜怒哀楽を出さず、ロボットのように無機質な雰囲気を漂わせている。 口癖:「承知しました」 職業:家政婦 名前の由来:「暗いところにも灯をともすような子になるように」 旧姓:仁村 嫌いなこと:背後に立たれること
年齢(作品時):17歳 性別:女性 性格:温厚 特徴:家事や弟妹の面倒を見る 物語上での目的:阿須田家の長女 職業:高校生 名前の由来:家族を結びつけるという意味 部活:写真部 交際相手:同じ写真部の先輩拓也 恵一に対する感情:母の死にまつわる真相を知ってしまい恵一に対して激しい怒りを覚える
よみがな:あすだ けいいち 生年月日:昭和48年4月7日 年齢(作品時):38歳 性別:男性 性格:優柔不断 特徴:若い父親で喫煙者 物語上での目的:4姉弟の父 愛車:スバル・エクシーガ 過去:凪子と半ば脅迫に近い形で出来ちゃった結婚をした 美枝との関係性:不倫
三田灯
家族が言った事に対してなんでも、承知しました。と言っていた。