モンキー・D・ルフィと麦わらの一味のこれから
モンキー・D・ルフィの人間性
「海賊王に、俺はなる」のセリフで有名なモンキー・D・ルフィの人間性を個人的に考察してみる。
単刀直入にいうと、ルフィという男は「仲間」「兄弟」と自分に関係を持った人々のことをとても大切にし、その人たちのためであれば自分の「死」さえ恐れないとてつもない勇気と強さを兼ね備えた人間だと思う。
これまでもたくさんピンチな場面はありましたが、負けず嫌いな性格からかどんな時でも、「勝つ」という意思をしっかり持って乗り越えてきました。そこには仲間の助け、仲間を思う気持ちが大きく作用していると思います。
仲間を大切にするルフィの魅力にひかれてか、はじめは1人で海に出たルフィも航海先で出会う個性的な人間たちを仲間にし、今では乗組員9人全員が賞金首、さらに9人中5人は億超えの賞金首である「麦わらの一味」の船長にまでなっている。
普段はふざけている印象の強いルフィですがいざというときにはやる男であるため、乗組員からの信頼も厚く、さまざまな困難を乗り越えてきました。
そんな負けず嫌いなルフィですが仲間をとても大切にしていることがわかるエピソードがあります。
数多くさまざまな敵と戦い、勝利してきたルフィの数少ない敗北の一つにそれがあります。
それは、青キジとの戦いです、自分との一騎打ちとし、仲間の全滅を防いだのです。
このようなことから個人的にルフィは負けず嫌いで仲間思いの理想的な船長像なのではないかと考えます。
ルフィと四皇
新世界を占める最大勢力として四皇の存在があります。
物語が進んでいくうえで四皇の存在は「海賊王」になるために当然立ちはだかる壁になると思います。そこで四皇と麦わらの一味のこれからのことを個人的に考察してみる。
まず、いまだにはっきりとした正体が明かされていない「ビックマム」「カイドウ」はどのような能力なのかもわかっっていないため難しいのですが、ただ、「ビックマム」に関しては「スリラーバーク編」で登場したローリング海賊団の船長の「求婚のローラ」との親子疑惑があります。
そして、ルフィの海賊になるきっかけで命の恩人、そしてトレードマークの麦わら帽子の持ち主「赤髪のシャンクス」もその一人です。大恩人の「赤髪のシャンクス」は敵というよりは味方になることを考えるのが無難だとは思います。しかし、個人的には四皇の一人でもある「黒ひげ」の存在が気になります。過去にシャンクスの目に傷をつけた黒ひげ、頂上決戦では、シャンクスに対し「お前たちと戦うのはまだ早い」と言っているだけで、戦わないとは言っていません。過去の決着をつけるため、シャンクスと黒ひげが衝突し、おそらくは正当ではないやり方でシャンクスが敗北、そのことを知ったルフィが仇を打つために黒ひげに勝負を仕掛けるのではないかと思います。
麦わらの一味にとって確実に巨大な敵となり、方向性をガラッと変えてしまうほどの力がある四皇、4人とも詳細ははっきりとしていないがゆえにこれからどんどんと面白くなっていくのではないかと考えます。
麦わらの一味の最終決戦
私が個人的に考える最終決戦は「麦わらの一味」VS「黒ひげ海賊団」VS「海軍」VS「革命軍」VS「七武海」の大決戦ではないかと考えます。
先ほど述べたように物語が進んだとしたら「麦わらの一味」VS「黒ひげ海賊団」は避けられない道だと思います。しかし、乗組員的にもまず、力の差がありすぎることから麦わらの一味が勝つことは不可能だと考えます。そこで登場するのが「革命軍」です。革命軍にはサンジの大恩人「エンポリオ・イワンコフ」そして、ルフィの盃を交わした兄弟の一人「サボ」が所属しており、その革命軍をまとめているのはほかでもないルフィの実の父親である「モンキー・D・ドラゴン」なのだ。イワンコフは頂上決戦時、ルフィと面識もあります。そしてローグタウンで一度助けているドラゴン、さらに、エースを助けれなかったことを悔やんでいるサボ、にとっては何としてもルフィを守るため共闘することは確実だと思います。
「革命軍」が動くとなれば海軍も黙ってはいないはずです、海軍と七武海は「革命軍」を壊滅させるため、ここぞとばかりに攻めると思われます。
「赤髪のシャンクス」の仇を取りたいルフィ率いる「麦わらの一味」、それを援護する「革命軍」、そしてその「革命軍」を壊滅させたい「海軍」と「七武海」の戦い。最終的な結果は、革命軍の支えもあってか麦わらの一味が黒ひげ海賊団に勝利し、赤髪のシャンクスの仇をとることに成功し、そして、「麦わらの一味」、「革命軍」ともに海軍に追われるもどうにかのがれ、完全勝利になるのではないかと考えます。
最後に
まだまだ伏線がたくさん敷かれている「ONE PIECE」です。今回、私が考察したものは一部に過ぎませんがこれから先どのような展開になっていくのか、麦わらの一味にどんな結末が待っているのか楽しみに思っています。
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