この作品を見ずにはいられない!おすすめ作品「喰霊-零-」
愛する人を、愛を信じて殺せますか。
私を、姉と呼ぶな!
これは、私がこのたび紹介したい知る人ぞ知る大作、喰霊-零-の有名なセリフです。私がこの作品に出会ったのは、そう、ズバリパチスロ!笑一番最初に座った台がこの喰霊-零-でした。綺麗なグラフィックに耳に残る楽曲。これは原作を見なくてはという衝動に駆られみてみたのですがこれがまたおもしろい!是非皆さんにも読んでいただきたいので簡単に見どころを紹介させていただきます。
まず、本作品の主要な人物といえば神楽と黄泉、この二名です。この作品を検索すると出てくる黒髪長髪の少女とショートカットの少女ですね。この二人を中心に、さまざまなドラマが展開されていきます。
黄泉と神楽は、普通に学校に通う生徒でありながら退魔師と呼ばれる悪霊退治の仕事をしています。神楽の実家である土宮家は代々続く退魔師の家系で、退魔師としては強大な力を持っています。神楽の母親も土宮家の当主として悪霊と闘っていましたが、戦いの最中、命を落としてしまいます。一方の黄泉も両親を悪霊に殺され、同じ退魔師の家系である諌山家の養女として引き取られ、自らも退魔師として悪霊と戦っていました。同じ境遇をもつ二人は次第に仲良くなり、血はつながっていないもののほぼ姉妹同然のように育ちました。
そんな仲の良い二人を引き裂くような出来事がおこります。諌山家の当主である奈落が何者かに殺される事件が発生、しかも犯人は殺生石により正気を失った実の娘・諌山冥でした。犯人を突き止めた黄泉は義姉である冥と死闘の末、勝利します。
しかしその後黄泉は、すべての黒幕である三途川カズヒロに遭遇し致命傷を受け、瀕死の状態で発見されます。その被害は重傷で、動くことはおろか声も出せず、退魔師として再び戦うことは難しいほどでした。病院で治療中の黄泉のもとには毎日のように神楽が訪れ、身の回りの世話を施してくれます。そんな病院でのある日のこと、またしても黄泉のもとに三途川が現れ...いつものように黄泉の病室を訪れた神楽。しかしその病室に黄泉の姿はありませんでした。黄泉の失踪後、強力な霊力反応が現れ駆け付けた神楽の先に待っていたのは残酷な現実。強力な霊力反応の根源は、三途川に殺生石を与えられて悪霊化した黄泉だったのです。
突如として突き付けられた信じがたい事実、受け入れられない現実に直面する神楽。そしてこれから悪霊化した黄泉と神楽との戦いが始まります。姉妹同然に育った黄泉と神楽に訪れた残酷な末路。気になるストーリーの結末はぜひ皆さんの目で確かめていただきたいと思います。特にこの作品最大の見せ場となるのがクライマックスの黄泉と神楽の戦闘シーン。これは正直、泣けますね。少々残酷な描写がありますが、コミカルな演出もありとても楽しめた作品です。これほど引き込まれた作品はほかにないです。私のおすすめする喰霊-零-、ぜひ見てみてはいかがでしょうか。
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