バジリスク~甲賀忍法帖のあらすじ/作品解説

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アニメレビュー数 2,474件

バジリスク~甲賀忍法帖

4.754.75
映像
4.75
ストーリー
4.63
キャラクター
4.38
声優
4.75
音楽
4.63
感想数
4
観た人
4

バジリスク~甲賀忍法帖のあらすじ・作品解説

バジリスク~甲賀忍法帖は、せがわまさき作の同名漫画(漫画の原作は山田風太郎の甲賀忍法帖)をアニメ化した作品(全24話、放送期間2006年4月から9月までの2クール)である。この作品は、日本国内初のアニメファンドで資金調達をし、製作されたアニメとしても知られている。 作品のあらすじは、憎み合う伊賀、甲賀が、徳川家康の後継者を決める戦いの代理戦争を行い、互いに選出した十人(計二十人)のツワモノが殺し合い最後の一人になるまで戦い続けるストーリー、しかし、選ばれた伊賀、甲賀の十人の中には、互いに深く愛し合い祝言まじかであった伊賀「朧」と甲賀「弦之介」の名前も記されていた。弦之介と朧、一族の使命に翻弄される二人は、愛し合いながらも殺し合うことになる。 アニメ版の大筋は、元になった漫画に忠実であるが、一部登場人物(霞刑部、薬師寺天膳等)の過去の話が追加され、全体的なボリュームがアップされている。特段なメディアミックス展開は無かったが、後にパチンコとパチスロ化がなされているのである。

バジリスク~甲賀忍法帖の評価

総合評価
4.754.75
(4件)
映像
4.754.75
ストーリー
4.634.63
キャラクター
4.384.38
声優
4.754.75
音楽
4.634.63

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バジリスク~甲賀忍法帖の感想

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鬼才山田風太郎の名作・アニメ化

山田風太郎によって創られし、せがわまさきの忍法帖ついにアニメ化世の中に”忍法帖”という言葉を作った忍者伝奇小説の大家・山田風太郎。その代表作『甲賀忍法帖』が、せがわまさきによって『バジリスク』と名付けられ漫画化された。今回取り上げる『バジリスク~甲賀忍法帖』は、そのせがわまさきが描いた同作のアニメーション作品である。山田風太郎が文字の上に造り上げたキャラクターたちが、せがわまさきによって肉付けされ、アニメーションとなって喋り、画面上を動く。小説・漫画・アニメと三段階において、『甲賀忍法帖』はそれぞれの魅力をいかんなく発揮した。山田風太郎作品は『魔界転生』など、実写化されることもままあるが、奇怪幽玄なる忍法が制限なく縦横無尽に動く様を観れるのは、アニメーションならでは利点であろう。小豆蠟斎の手足伸縮の術や鵜殿丈助のボール化などは、漫画よりもアニメの方がずっと躍動感が伝わる。10対10の忍...この感想を読む

4.54.5
  • すらりすらり
  • 167view
  • 2028文字
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バジリスク~甲賀忍法帖の登場キャラクター

甲賀弦之介

よみがな:こうがげんのすけ 性別:男 国籍:日本 住まい:甲賀卍谷 所属:甲賀卍谷衆 性格:誠実で温厚な平和主義者だが厳しさや冷酷さも併せ持っている 特徴:殺意を帯びて襲いかかった者を自滅させる「瞳術」の使い手 価値観:甲賀と伊賀が手を取り合う未来を夢みている 特技:笛 物語上での目的:伊賀鍔隠れの朧と恋...

室賀豹馬

よみがな:むろがひょうま ニックネーム:豹馬 性別:男 国籍:日本 住まい:甲賀卍谷 所属:甲賀卍谷衆 性格:冷静沈着かつ温厚 特徴:盲目 特技:自信に害意を向けた相手の精神を狂わせ自滅させる瞳術を使える 物語上での目的:甲賀弦之介のいく末を見届けること

霞刑部

バジリスク~甲賀忍法帖の名言

この世には正があれば邪がある。美しきものがあれば醜きものがある。その両者を纏めて飲み込むには、弦之助様の眼は真っ直ぐすぎる。

室賀豹馬

弦之助の真っ直ぐすぎる姿勢について心配していた豹馬が言ったセリフ。

ひとつの魂ならば、必ずあい寄るじゃろう。 たとえ幾瀬を隔たれようとも。 幾世を生きようとも。 必ず。必ず。

甲賀弦之介

最終話。朧は愛する弦之介を討てなかった。 弦之介は死んだ朧に勝利を捧げ、自分も後を追って…

止まぬ雨などない

甲賀弦之介

雨が降っていて、弦之助が悪いことはいつか終わるという意味を込めたとされる言葉。

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