この世には正があれば邪がある。美しきものがあれば醜きものがある。その両者を纏めて飲み込むには、弦之助様の眼は真っ直ぐすぎる。
室賀豹馬
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バジリスク~甲賀忍法帖は、せがわまさき作の同名漫画(漫画の原作は山田風太郎の甲賀忍法帖)をアニメ化した作品(全24話、放送期間2006年4月から9月までの2クール)である。この作品は、日本国内初のアニメファンドで資金調達をし、製作されたアニメとしても知られている。 作品のあらすじは、憎み合う伊賀、甲賀が、徳川家康の後継者を決める戦いの代理戦争を行い、互いに選出した十人(計二十人)のツワモノが殺し合い最後の一人になるまで戦い続けるストーリー、しかし、選ばれた伊賀、甲賀の十人の中には、互いに深く愛し合い祝言まじかであった伊賀「朧」と甲賀「弦之介」の名前も記されていた。弦之介と朧、一族の使命に翻弄される二人は、愛し合いながらも殺し合うことになる。 アニメ版の大筋は、元になった漫画に忠実であるが、一部登場人物(霞刑部、薬師寺天膳等)の過去の話が追加され、全体的なボリュームがアップされている。特段なメディアミックス展開は無かったが、後にパチンコとパチスロ化がなされているのである。
山田風太郎によって創られし、せがわまさきの忍法帖ついにアニメ化世の中に”忍法帖”という言葉を作った忍者伝奇小説の大家・山田風太郎。その代表作『甲賀忍法帖』が、せがわまさきによって『バジリスク』と名付けられ漫画化された。今回取り上げる『バジリスク~甲賀忍法帖』は、そのせがわまさきが描いた同作のアニメーション作品である。山田風太郎が文字の上に造り上げたキャラクターたちが、せがわまさきによって肉付けされ、アニメーションとなって喋り、画面上を動く。小説・漫画・アニメと三段階において、『甲賀忍法帖』はそれぞれの魅力をいかんなく発揮した。山田風太郎作品は『魔界転生』など、実写化されることもままあるが、奇怪幽玄なる忍法が制限なく縦横無尽に動く様を観れるのは、アニメーションならでは利点であろう。小豆蠟斎の手足伸縮の術や鵜殿丈助のボール化などは、漫画よりもアニメの方がずっと躍動感が伝わる。10対10の忍...この感想を読む
この巻ではついに、このバジリスクの物語が結末を迎えます。今まで見てきた方はこの巻まできたらある程度もう色々察しがついているかもしれませんが、まさにその通りの結末となってしまいます・・この巻を見るときはハンカチが必須かもしれません(笑)私は見た後、涙が溢れそしてしばらくの間放心状態になってしまいました。今思えば最初の巻でもう結末を見せられていたと考えるとバジリスクは本当にストーリー構成が上手いというか文句のつけどころがありませんね。全ての話に意味があり無駄がなかったなと全巻見終わった時に思いました。この作品はマジで名作です。まだ見たことない方は是非見て欲しい。きっと後悔はしないかと
何といってもこのアニメ本当に、一筋な朧の恋心が痛いほどわかるアニメです。最初このアニメの存在を知ったのは、スロットだったのですが、全く知らないアニメが流れるので気にしながら、毎回打ってました。で、DVDを借りてみることにしたのですが、見た瞬間になぜかはまってしましまして、娘と二人で見てました。朧さんのまっすぐな純粋な愛と源之助のその気持ちに答えれないもどかしさ、最高に切なくて、でも両想いなんですけどね。的同士って切ない感じがまた最高で、昔って、よくそんなことあったのかなって、思うと今でよかったとつくずく思いました。切ないし私なら耐えれないだろうなって、アニメ見たあとにスロット打つとまた違った見方ができるようになりました。
よみがな:こうがげんのすけ 性別:男 国籍:日本 住まい:甲賀卍谷 所属:甲賀卍谷衆 性格:誠実で温厚な平和主義者だが厳しさや冷酷さも併せ持っている 特徴:殺意を帯びて襲いかかった者を自滅させる「瞳術」の使い手 価値観:甲賀と伊賀が手を取り合う未来を夢みている 特技:笛 物語上での目的:伊賀鍔隠れの朧と恋...
よみがな:むろがひょうま ニックネーム:豹馬 性別:男 国籍:日本 住まい:甲賀卍谷 所属:甲賀卍谷衆 性格:冷静沈着かつ温厚 特徴:盲目 特技:自信に害意を向けた相手の精神を狂わせ自滅させる瞳術を使える 物語上での目的:甲賀弦之介のいく末を見届けること
室賀豹馬
弦之助の真っ直ぐすぎる姿勢について心配していた豹馬が言ったセリフ。
甲賀弦之介
最終話。朧は愛する弦之介を討てなかった。 弦之介は死んだ朧に勝利を捧げ、自分も後を追って…
甲賀弦之介
雨が降っていて、弦之助が悪いことはいつか終わるという意味を込めたとされる言葉。