ルパン三世 DEAD OR ALIVE[デッドオアアライブ]のあらすじ・作品解説
ルパン三世DEAD OR ALIVE[デッドオアアライブ]は1996年4月20日に公開されたルパン三世の劇場版アニメ第6弾であり、原作者であるモンキー・パンチが初めて監督を務めた作品でもある。ズフ国にある漂流島に隠された財宝を狙うルパンと、軍による独裁政権に苦しむズフ国の運命が描かれている。 軍事クーデターにより国王と王子が処刑されたズフ国は冷酷非道な首狩り将軍によって支配されていた。この国にある漂流島には国王が隠した財宝が眠ると言われてたが、万全な防御システムのため難攻不落と言われていた。ルパン達はその財宝を盗むべく島を訪れるが防御システムを打ち破ることができない。漂流島の財宝とは実はハイテクの最先端をいくナノマシンのことであり、首狩り将軍はナノマシンの軍事利用のため国王達を殺害したのであった。漂流島の謎を解き財宝を手に入れるため、ルパン達と首狩り将軍との戦いが幕を開けた。 CVは栗田貫一がルパン、小林清志が次元、井上真樹夫が五ェ門、増山江威子が不二子、納屋悟朗が銭形警部を担当している。
ルパン三世 DEAD OR ALIVE[デッドオアアライブ]の評価
ルパン三世 DEAD OR ALIVE[デッドオアアライブ]の感想
一つの国と島を巡るお宝争奪劇
ルパン三世DEAD OR ALIVEはひとつの島を舞台にとある国の将軍との戦いを描いた一作であります。舞台である漂流島はナノマシンを用いた鉄壁のシステムを用いて外敵を排除する驚異の存在であり、そんな島からお宝をどのようにして頂くかが見物になっております。作中では、ルパン自身に賞金が懸けられ、賞金稼ぎとのバトルも見どころの一つであります。この部分は作品の中にもある通りDEAD OR ALIVEというタイトルを裏付ける要素ではないかと思います。その他にも不二子やオーリーの戦闘シーンと戦闘に大きくウェイトをかけている所はこの作品を語る上では欠かせない存在であり、意味のあるものになっています。ひとつの国と戦うという大きな要素があるため、レジスタンスを結成し、クーデターを起こすなどひとつの国の変化を見れる点は本作の軸の一つになっております。現実では国を変えるというのは難しいですが、この作品の中では国のために平和を勝ち取る...この感想を読む