飲食店をする人にはよんで欲しい!
この本はよく行く居酒屋に置いてあったので読み始めたのですが、よくできてます!
昔ながらの修業している天才バーテンダーのお話なのですが、これは勉強になります。舞台が高級barなのですが、人を喜ばれる原点の方法やこつなどがわかりやすくストーリで書かれています。正直お酒はわからない、、、というかカクテルはあまり飲まないのですが、それでも楽しめる漫画でした。
私は調理の仕事をしており、カウンター業もするのですが、ほんの少しの気づきでお客様の満足度がすごく変わることに気づきました。この漫画で得たちょっとしたヒントをもとに実行してみると、びっくりするほど喜ばれたりします。例えば若い女性がワインを頼んだ時はフロートグラスで良いが年配の方には、あまりおすすめできないのは何故なのか?とか、全く気づかなかったことに気づかせてもらいました。長いこと調理を提供する立場になると、なにがお客様にとって喜ばれるかわからなくなってきます。その時に読むバイブル書として、飲食関係者には特におすすめしたいです。
また、水商売での人間模様も非常におもしろく、体験できない事を覗き見れる感覚でした。今はここまで厳しいバーテンダーはないのかもしれませんが、今から始める人にはこういう時代もあったのだという視点で楽しいです。
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