霧の中に潜む化物 - ミストの感想

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映画レビュー数 5,784件

霧の中に潜む化物

4.04.0
映像
5.0
脚本
3.5
キャスト
4.0
音楽
4.0
演出
4.0

ある日、町に嵐が襲う。 湖の近くに住む主人公と妻、息子は地下室へと避難する。 一夜明け嵐は去るのだが、赤色の霧に覆われてしまう。 買い出しに行くために主人公は、息子と隣人と大きなスーパーマーケットへと向かい、 長蛇の列が出来ているレジを見ていると外が騒がしい。 そんな中「霧の中に何かいる!」と鼻血を出した男が叫びつつ駆け込んできた。 それを境に普段の生活では考えられないことが起こり出す。 衝撃音が起き、壁やガラスにひび割れが起きたり、謎の怪物が店内に侵入したりと絶望的な状況に。 必死に必死に逃げ延びた結果、自殺することを決め、車で集団自殺を決意するが、それも叶わず。。。 彼は絶望を目の当たりにする。 実際にこんなことが起こったらやりきれない。 ハッピーエンドにもならない。ほんとにどうすることもできない状況下で、 自分は無力なんだと実感させられる。 もし現実世界でこんなことが起こったら、私たち人間は何人が生き残ることができるのかって ちょっと考えてしまった物語でした。

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「トラウマ必至のラスト15分」の実態は

「トラウマ映画」「後味が悪い映画」の代名詞『ミスト』はホラーの巨匠スティーヴン・キングの『霧』を題材にしたパニックホラー映画である。スティーヴン・キングについては、もはや説明は不要であろう。『キャリー』『シャイニング』『グリーン・マイル』などなど、日本でも数多く知られる映画作品の原作者でもある。日本の著名な作家・漫画家もキングの作品に影響を受けていると公言しており、日本のサブカルチャーにおいても多大なる影響力を持つ人物といえるだろう。そのキング原作の『霧』に、監督であり脚本家でもあるフランク・ダラボンが脚色し造り上げた作品。それがこの『ミスト』である。キングの『霧』とダラボンの『ミスト』。この両者をことさらに取り上げたのは、やはり二つの結末が大きく違っていることによる(ちなみに『ミスト』を観て、これからキングの『霧』を読もうと思っている読者がいらっしゃったら、以降はネタバレになるので注...この感想を読む

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4.54.5
  • ArtMonkeyArtMonkey
  • 115view
  • 416文字

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