青春そのもの。
中学生だった
TBS野島伸司シリーズの3作目の本作。個人的にはこのシリーズで一番好きな作品です。
当時は自分も中学1年生。まさに未成年でした。
クラスのけっこうな数の人が観てたんじゃないですかね。
たぶん、みんな主人公たちに自分を重ね合わせながら観てたと思います。(笑)
豪華なキャスト
浜崎あゆみが女優として出ているのも割と有名な話ですが、主演のいしだ壱成の他にも、SMAPの香取慎吾、反町隆史、河相我聞、北原雅樹、桜井幸子などの豪華メンバーが脇を固めます。
今観ると、みんな若くてういういしい。
ってこんなこと言ってる時点でおじさんですね。
カーペンターズの楽曲
主題歌の『Top of the World』を始め、挿入歌にはカーペンターズの楽曲が多く使われています。
歌詞への共鳴ももちろんなのですが、当時中学生の自分には英語の歌詞はすんなりと訳せないもんで(笑)、ドラマの世界観を形成する役目を果たしました。
母親は口ずさんでましたね。
モラトリアムと自由
シリーズに言えることでもありますが、どんなに明るいシーンでも、全編を通して常に緊張感が走っています。
若さゆえの危なっかしさというか。
それが、後半になってエスカレートしていき壮大なラストシーンへと進んで行きます。
子どもでもなく、大人にもなりきれないもどかしさ、自由と社会のルールとのはざまで必死にもがく彼らの姿にはどこかしら通ずるものがありました。
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