アバターもえくぼ
はるか遠い未来。 資源を求めて宇宙へと進出した人類は、未知の惑星の開拓に着手するようになる。 しかしもちろん、人の住める環境をもった星には先住民がおり、 共生か排除かの二択しか取るべき道がないのが現実だった。 エイリアンでもそうでしたが、 かなり大がかりなプロジェクトの割に、政府というより企業が単独で力を振るっている描写を SF映画ではよく観る事があるなあと思いました。 もちろん、裏では政府がからんではいるのでしょうが、 なんだか結構独断で行われている印象が強いですよね。 映像から世界観から全体的によくできている映画だとは思いますが、 最終決戦時での、せっかくの数と地の利を生かせる状況であるにもかかわらず、 正面から無策にぶつかりあった主人公の脳筋ぶりだけが腑に落ちませんでした。 俺はてっきり、もうちょっと策を練って攪乱しながら人間勢力に善戦するものの、 あと一歩のところで近代兵器に逆転されてしまう、といった展開を希望していたのですが、 まさかの正面からのぶつかり合いとはまいったね。 アメリカの戦争のやり方がよくわかった映画です。
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