映画もみました - 神様のカルテの感想

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神様のカルテ

3.833.83
文章力
3.67
ストーリー
3.75
キャラクター
3.42
設定
3.83
演出
3.42
感想数
6
読んだ人
17

映画もみました

4.04.0
文章力
4.0
ストーリー
3.5
キャラクター
4.0
設定
4.0
演出
4.0

ちょっと不思議な青年の物語。 彼は医者をやっている。 バリバリ仕事をやっている様子もないのに患者を沢山呼び込む主人公。 招き猫にでもなったのか?っておもうほど。 大学病院の教授にも気に入られているし、誰もが羨みたくなるほどの魅力があるのであろう主人公。 ほんっと少しでいいから私にも分けてくれればいいのにと思ってしまうほど・・・ 妻も優しいしほんっと恵まれていると思います。この人は。 ちょっと印象に強く残ったのは下宿のオーナーかな。 彼は超多忙。せっせせっせと働いている感じ。 神様のカルテは人を物だと思っていない医師にしかできないと心から思う。 でも今の世の中には自分のことしか考えていない医師やただの金儲け主義者など・・・ 変な医師も増えている。 そういう医師が少しでも人間らしい医師になってくれることを心から祈る。 最後の最後。一生を終えるその時まで大事にされたいって思うから。

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軽い読み味を求める人には良作、それ以外の人には物足りない

軽い読み味を求める人には良作、それ以外の人には物足りない正直な感想を述べると本作はかなりライトな作品だ。勘違いが無いように言っておくが決して「面白くない」とか「ダメな作品」と言っている訳ではない。漱石マニア(?)の一止の語り口調は面白いし、医療モノ独特の人の生き死にを懸命に扱っており好感が持てる。形容するなら「これから大人になる若者に読んでほしい作品」といったところか。では冒頭でなぜわざわざ「ライト」と言ったか。とにかく読み味が軽い。キャラクターが軽い。「生き死に」を懸命に扱っている、とは書いたがあれほど過重労働をしている職場なのに人間の醜さ、汚さはほとんど出てこない。3日徹夜ってのもまあいいか、と思えるほどだ。そういう意味で「人間」を懸命に扱っているとは言い難い。5日徹夜くらいの極限を書いて一止の脳裏に「まあ俺も大変だし、この人一人くらい死んだっていいか・・・」という発想が浮かぶ、く...この感想を読む

1.01.0
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