世界中で大人気ヒーローの念願の実写化
この作品は念願のスパイダーマン実写化というだけでなく、家族の話が随所にちりばめられていたり、好きな女の子に思いを伝えたいけれど伝えられないとか、彼女が好きなのはピーターではなくスパイダーマンということに複雑な思いを抱いたり、実は人間ドラマの部分でも考えさせられる作品です。 特に印象的なのは、ピーターが伯父さんとけんか別れしたあとで、伯父さんが暴漢に襲われて命を落とすシーンです。スパイダーマンになったピーターが先に暴漢を捕まえていれば、伯父さんは亡くなることもなく仲直りできたかもしれないと思うと、悔しくてたまらないシーンです。そこからスパイダーマンは一皮むけた感じになるのですが。 亡くなった伯父さんの台詞は名言だと思います。 「大いなる力を持つものは、大いなる責任を伴う」 深いですね。一国を動かす政治家はもちろん、一般市民でもあてはまります。 生きている以上は、人間は生きるという責任を果たすのだ。 伯父さんは、実はスパイダーマンがパーカーだと知っていたのかもしれません。
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