スパイダーマンの感想一覧
映画「スパイダーマン」についての感想が4件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
スパイダーマンかっこいい!
一番最初にこの映画を観たとき、我が家の長男は生まれてなかったのですが、妊娠中に見ていたので、不思議なことが、5才になって改めて見ることにしたのですが、見たことないはずなのに、ヒーロのスパイダーマンだと言い出しあげくに、最初弱虫なんだよね?と聞いてこられたときは驚きました。そのこともあってか、我が家ではよく見る定番の映画となりました。スパイダーマンみたいになりたいと、見るたびにゆってます。噛まれたあとピーターが苦しんでスパイダーマンンになるとこを見ているせいか、やっぱりやめると諦めも早いのかと思いきや思いはやっぱりスパイダーマンになりたいらしいです。世界を救うヒーロになると毎回張り切ってます。
アクションだけじゃない、ヒューマンドラマ
言わずもがな知れたアメリカン・コミックのヒーロー「スパイダーマン」。特殊能力をもった男性が正義の味方として悪と戦う!!と思って見ましたが、それだけではありませんでした。主人公は冴えない学生で、遺伝子操作された蜘蛛に噛まれた事から特殊能力を得る。しかし、能力を得たからと言って人気者になるわけでもなく、むしろ持て余してしまっているような印象でした。正義の味方として活躍するようになってからは、自分の生活を犠牲にしているにも関わらず悪評が立ったりと報われない点も。また、恋や進路といった青年らしい悩みも抱えていて、親近感が湧き、好感が持てました。この、アクションだけではないヒューマンドラマがある点がスパイダーマンの魅力だと思います。もちろんアクションはスピード感と迫力のあるもので、見ごたえがありました。敵のラストはちょっとあっけないものでしたが・・・
面白い!
まじめで不器用な主人公がいい味出しています。運動神経も学力もあるわけではないけど、蜘蛛に刺された事によって筋肉ムキムキになって運動能力が発達し、街中を楽しそうに飛び回っていたのが良かったです。アメリカ映画というより日本の映画に近い感じがしました。ストーリーは悪人を倒し、好きな人とは結ばれなかったのが、今までのヒーロー物の映画とは違いました。最後にスパイダーマンとして生きていく事を決めたのが切なかったです。主人公のキャストは良かったです。ヒロインのキャストがもう少し華のある人であれば良かったとは思いますが、ストーリーは面白かったです。次回がすごく気になります。
世界中で大人気ヒーローの念願の実写化
この作品は念願のスパイダーマン実写化というだけでなく、家族の話が随所にちりばめられていたり、好きな女の子に思いを伝えたいけれど伝えられないとか、彼女が好きなのはピーターではなくスパイダーマンということに複雑な思いを抱いたり、実は人間ドラマの部分でも考えさせられる作品です。特に印象的なのは、ピーターが伯父さんとけんか別れしたあとで、伯父さんが暴漢に襲われて命を落とすシーンです。スパイダーマンになったピーターが先に暴漢を捕まえていれば、伯父さんは亡くなることもなく仲直りできたかもしれないと思うと、悔しくてたまらないシーンです。そこからスパイダーマンは一皮むけた感じになるのですが。亡くなった伯父さんの台詞は名言だと思います。「大いなる力を持つものは、大いなる責任を伴う」深いですね。一国を動かす政治家はもちろん、一般市民でもあてはまります。生きている以上は、人間は生きるという責任を果たすのだ。...この感想を読む