ある種の芸術作品
スティーヴンキング原作を基に、巨匠スタンリーキューブリックが監督を務めた会心作。 雪に覆われたホテルを舞台に、逃げ場のない恐怖が一家を襲うサイコホラーとなっています。 この映画を見る上での注意点は、 基本的に「どうして?」と思った事への返答がまったく用意されていない点です。 雰囲気、リアクション、演出そういった部分をドキドキしながら観る事が、 この映画を最も楽しむことのできる観方でしょう。 まあ、ホラー映画って基本的にどれもそんな感じじゃない? わりと有名な逸話ですが、主演の女優さんの鬼気迫る縁起は、 何度も何度もNGを出して、実際に精神的に追い込まれたホンモノの演技なんだそうです。 映画撮るのも大変だわね。 しかし相変わらず、このパッケージのインパクトは、 今でもこれを超えるものをお目にかかったことがないほどの完成度。 何度も観たい映画じゃないけれど、一度は観た方がいいとすすめられる映画です。
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