イギリスの絵本画家、エロール・ル・カインを訪ねて - 憧れのまほうつかいの感想

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憧れのまほうつかい

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イギリスの絵本画家、エロール・ル・カインを訪ねて

3.53.5
文章力
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ストーリー
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キャラクター
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設定
3.5
演出
3.5

さくらももこが、敬愛してやまないイギリスの絵本画家、エロール・ル・カインの作品と出会い、影響を受けつつ漫画家になり、活躍中に、書店で、エロール・ル・カインの訃報(享年47歳)を知ります。 それからいくつかのきっかけや出会いがあり、ついには、イギリスまで、彼の生前を知る人たちを訪ねる旅に出て…という話です。 普通の旅行記になりそうなところを、そこはさくらももこですから、感動の出会いもなぜかお笑いエピソードが混じってしまい、話はそれて、ますますトホホな話が…となってしまうのは仕方ないです。 またそこが、彼女の魅力なのでしょう。 とは言え、普段よりは少し真面目な彼女の文章と、たくさんのイラスト、また、エロール・ル・カインの、絵もたくさん収録されているので、さくらももこ好きにも、エロール・ル・カインのファンの方にも、また、イギリス好きの方にも、愛される本になったのではないかと思います。 できれば、途中で眠くなったりせずに、(笑えるけど)、もっとたくさんの話を聞いてきて欲しかったので、★を減らしてしまいました。

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