シンイチとミギー
空から、あるいは宇宙からやってきた謎の生き物が人間の脳に寄生して完全に体を乗っ取ってしまうという怖ろしい内容で始まる作品です。 乗っ取られた人間は頭部が完全に規制されてしまい脳や頭蓋骨などは残っておらず、頭部は完全な寄生生物となってしまいます。しかもこの寄生生物、頭を自由に変形することが出来、それによりライオンを殺したり……人間を食べてしまいます。 そんな中、寄生生物に狙われたものの運よく起きていたため頭部への侵入は避けられた主人公の少年、シンイチは翌朝自分の右手が寄生生物と変化していたことに気づきます。 その右手の寄生生物「ミギー」とシンイチによる、他の寄生生物たちを相手にする物語が始まるのです。 この作品は寄生生物が人間を食べてしまうシーンをぼかすことなく直接的に描いているためグロテスクなシーンも非常に多いです。 しかしながらただのグロ作品に終わらない重厚な内容は名作と呼ぶのにふさわしく、自信を持ってオススメ出来る作品です。
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