結局は自分のために周りの何かを踏みにじって生きている
泉新一
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寄生獣の名言集です。現在8件が登録されています。
泉新一
大きな戦いを終え、いよいよ死ぬか生きるかの決着が近づくのを感じた新一が、今までを振り返っての実感が表れた言葉。 最初はあれだけミギーを冷血だと感じたのに、死が近づいた今では自分が生きるために何かを犠牲にすることは、自分を含む誰にでもあると素直に認めるようになります。
泉新一
ほぼ打開不可能な状況に陥ってしまった際のセリフ。本当の可能性0は何もしないこと
広川剛志
自衛隊に包囲されてもなお諦めず、自らの正当性を主張する為に行った演説
広川剛志
バラサイト狩りをおこなう自衛隊員に向かって痛烈に批判するシーン
田宮良子
警察に追い詰められた田宮良子が、新一に語りかけるシーン
村野里美
自分自身が人質に捕らわれた時に、相手に言った言葉
泉新一
新一はパラサイトとの戦いを振り返り人間と地球について考え、人は人を守る為に地球を守るのは当たり前だと結論に至り、パラサイトだって彼等の考えで地球を守ろうとした。と、理解した。
広川剛志
広川がパラサイト側に立ち、市長候補として演説している場面にて。
手に入れた力右腕が寄生生物に食われて共棲状態に陥る。その代わりに最初は要らないと思っていた「力」を手に入れ、新一はサブパーツという形で戦いに身を投じていく。僕だったら右手がミギーになったら大歓迎だ。何だか便利に使えそうだし、理知的な話し相手にもなる。ミギーは僕の理想の男性像だった。アニメで平野綾だと発表された時懸念を覚えたが、実際観てみると勇ましくて賢い素敵なミギー像ができあがっていた。ところが新一はこのファンタジーに拒絶を覚え、価値観の違いに直面する。新一は若い感性で寄生生物を単純な殺人鬼と考える一方で、ミギーは保身のことが第一で、人類と寄生生物に差があるとは考えていない。新一にとってミギーは右腕と引き換えに手に入れた、話す武器、呉越同舟のコバンザメだ。何故、何故と考える新一は思いがけなく、人類と寄生生物の中間の存在にされてしまった。そして武器を手に戦う、本体は最初無力な、むしろ足を...この感想を読む