有限と微小のパン
まず、タイトルが全作品の中で1番好きです。さて、内容ですが、テーマパークで殺人事件に巻き込まれるというシンプルなものです。そこに真賀田四季が絡んでくるので非情に面倒なことになります。この作品は同窓会的な雰囲気もあります。島田さんというS&Mシリーズ1作目で出てきたプログラマーが出てきます。少しうれしくなりました。事件は不可能な事象どんどん起こるというものですが、要は劇団的なオチです。それより今回は真賀田四季について書きたいと思います。冒頭から出てくる物静かな女性。怪しすぎます。結果的に真賀田四季本人なのですが、可愛すぎます。さらに真賀田四季を好きになりました。インターネットが普及したことでできるトリックです。もはや人は外に出て活動をする必要がないというメッセージにも取れました。事件にもバーチャル空間の話がありました。よく考えればS&Mシリーズ1作目の「すべてがFになる」でもバーチャル空間で...この感想を読む
5.05.0